ぼくは、あおむく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
たいふうが、みっつもきているらしくて、
きのうもきょうも、ちょっとさむいです。
かいぬしは、「こんどこそ、とうゆを、つかいきる、
さいごのちゃんす」といって、
また、すとーぶを、たいています。
ぼくは、きもちがいいので、そのまえで、ねています。
そして、かいぬしは、「きょうは、これといって、よていがないかわりに、
さらだを、つくったり、ゆうびんぶつをかたづけたり、
てがみをかいたり、じゅぎょうのしりょうをつくったり、
なんか、することがおおいなあ。
かんがえただけで、つかれてしまった」といって、
べっどにころがって、「まちだこう」というひとの、
ねこのほんを、よんでいます。
かいぬしは、このまえ、おかあさんのへやで、
ふたりで、「ねこのしま」のえいがをみたそうです。
せとないかいにあるしまで、にんげんはすくなくて、
ねこだらけのしまだそうです。
「おおぜいのねこが、かんこうきゃくに、えさをもらって、
よくふとって、げんきだったけど、
なかに、ときどき、おまえみたいな、けのながいおおきなねこがいて、
あれは、だれが、けをすいてやるのだろうと、おもって、
しゅうちゅうできなかった」とかいぬしはいっていました。
ぼくのけは、まだなつげになってしまわないのか、
ぶらしをかけると、けっこうぬけるので、
かいぬしは、ぼくがねている、すきをねらって、
せっせと、ぶらしをかけます。
さいしょは、きもちがいいけど、だんだん、ぞくぞくしてきて、
ぼくは、かみついて、「めっ」と、おこられます。
ゆうべは、よるおそく、いえのそとで、
すごいこえで、ねこが、けんかしていました。
このごろ、いえのまわりをうろつく、
くろねこか、しろくろのやつだとおもいます。
ぼくも、さんかしたくて、みにいったけど、よくみえませんでした。
くろーぜっとのまどからなら、みえるとおもったけど、
かいぬしが、そこのどあにある、ぼくのでいりぐちを、
しめているので、はいれません。
「はいって、まどからみたって、どうせ、でていけないんだから、
すとれすがますだけでしょ」と、かいぬしはいいました。
みるだけでも、おもしろいのに、わかってないなあと、おもいます。