ぼくは、おちつく（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

きょうは、とてもいいてんきです。
かいぬしは、「あさから、することが、おおいのに、
まだ、なにひとつ、していない」といって、
ぎゃあぎゃあ、さわいでいます。
いつものことだから、ぼくは、きにしません。

きのう、かいぬしは、よるおそく、かえってきて、
ぼくが、かなあみのなかで、のびをしていると、
「おっ、げんきにおるすばんできたね」と、
ゆびで、かおをなでてくれました。

かいぬしが、いえにいても、
とくに、いいことがあるわけでもないけれど、
なんとなく、おちつきます。
ゆうべは、かいぬしに、だかれて、
ぼくは、ぐっすりねました。
このごろは、よるも、あたたかいので、
かいぬしの、くびのあたりで、
ふとんのそとで、ねるときもあります。

かいぬしが、すきだった、ねこのきゃらめるさんは、
ずっとまえに、びょうきでしんだけど、
ぐあいがわるいのに、かいぬしがきづいた、さいしょは、
だいてねていて、しっぽが、ちかくにきたかんじがしたからだそうです。
「やせて、からだが、みじかくなっていたんだね」と、
かいぬしは、いっていました。
「ねこは、くるしいのは、かおにださないから、
わかりにくいものだけど、おまえはとくに、
ねんじゅう、ちょっと、ふゆかいそうなかおしてるからなあ。
ぐあいがわるいのに、きづくのが、
おくれそうなきがするよ。
だから、ふだんから、もうちょっと、
たのしそうなかおをしていなさい」と、いいました。
そこかい。

このしゃしんは、「わっくすふらわー」というはなのまえで、
ぼくが、ねているところです。
かいぬしは、いろんなはなを、かざるけど、
どれも、たいしたにおいもしないし、かたちもつまらないので、
ぼくは、ほうっています。
「いたずらしないから、たすかるよ」と、
かいぬしは、よろこんでいます。