1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、かしを、かえる(カツジ猫)

ぼくは、かしを、かえる(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

こんやは、さむいので、かいぬしは、「そろそろ、とうゆもつかいはたしておかないと」といいながら、すとーぶをつけています。
だから、へやのなかは、あたたかくて、かいてきです。
ぼくは、このごろ、かいぬしの、まくらのうえに、あきて、
べっどのはしっこに、ねることにしました。

かいぬしは、「かつじさん、ありがたいことなのだけど、
その、いちというのは、てれびの、りもこんを、いれるときに、
じゃまになる、ぽいんとなのですが。
だいいち、そんなに、がめんの、すぐそばにいて、
かいじゅうが、まちをはかいしたり、
せんそうで、たまがとんだりして、ものすごいおとがしているのに、
あなたはへいきで、ねられるのですか。
ねこは、ひじょうに、みみがいいときいていますが、
ひょっとして、あなたは、ねこじゃないんですか」といいながら、
ぼくの、あたまをなでて、みみを、もみくちゃにします。
うざいったら、ありません。

でも、このところ、すうじつは、おさしみをわけてくれるので、
ぼくは、おとなしくしています。
おいしいものをたべて、まんぞくなので、
うっ、うっ、と、ちいさいこえでなくと、かいぬしは、
「くやしいけど、かわいいね」といって、ぼくをなでます。

このしゃしんは、かなり、むかしのです。
ぼくが、かごのふちに、てをかけてねているのがかわいいといって、
かいぬしが、とったしゃしんです。
ふるいしゃしんを、せいりしていて、きにいったのがあると、
かいぬしは、もってきて、ぼくにみせて、
「あんまり、かわらないね」とか、
「このころのほうが、ふけてない?」とか、
いろいろ、かってなことをいいます。

じぶんのしゃしんだって、さいきんは、ひどいのに、
ひとのことをいえないだろ。

Twitter Facebook
カツジ猫