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ぼくは、かわづざくら(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

かいぬしは、あさから、いそがしそうです。
「あー、どのしごとも、したらおもしろくて、やめられない。
どれもしたいから、どれもできない。
きっと、わたしは、しぬまでこうなんだ」と、いいながら、
にわの、くさとりをしたり、ぱそこんを、うったりしています。

ぼくが、ときどき、にゃあにゃあいって、ちかづくと、
「わあ、かつじ、ちょうどいいところにきた」といって、
ぼくをだきあげて、あたまに、あごをつけて、
「どうしようどうしよう、なにからさきにしよう」といって、
ぼくをだきしめて、ゆさぶります。
なんなんだまったく。

このしゃしんは、かいぬしのしりあいのひとにみせたら、
「ものすごく、かっこいい」と、とてもかんしんされたそうです。
「そんなに、いいかしらねえ。
ひさしぶりに、はがきにしてみようか」と、かいぬしは、いっていました。

きゃらめるさんのしゃしんをみると、
ぼくよりも、はなが、だいぶ、しろっぽいです。
「やっぱり、はっけつびょうだったからかな」と、かいぬしは、
しゃしんをみながら、いっていて、
「さくらの、『そめいよしの』のいろだね。
そのせいか、ぱっと、ちっちゃったけど」と、
ざんねんそうでした。

「おまえは、そのてんは、まだ、
『かわづざくら』ぐらいには、ぴんくっぽいから、
とうぶんは、だいじょうぶかな」と、
ぼくのはなをみながら、いっていました。
「でも、くろっぽい、かおのなかで、
そこだけ、ぴんくだと、なんだか、よわそう。
そこが、くろかったら、どんなかんじになるかな」と、
ぼくのはなを、てでかくして、かんがえていました。

そんなことしてるまに、はやくしごとしろよな。

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カツジ猫