ぼくは、きょだいかする(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きょうは、いいおてんきだけど、さむかったです。
かいぬしは、きのうときょう、いなかのいえで、ふんとうして、
ろくじゅっぱこぐらいの、ほんをつめたはこを、
ぎょうしゃのひとと、はこんできて、こっちのいえに、いれました。
いなかのいえは、それで、だいたい、かたづいたそうで、
「ちょっと、ゆっくりできるかな」と、かいぬしは、いっています。
でも、いえじゅうに、つめこんだ、はこのやまを、かたづけるしごとが、
まだあるのを、わすれてるんじゃないかな。
「ははの、しじゅうくにちまでには、いえを、きれいにして、
しんせいかつを、はじめるぞ」と、いってるんだけど、
たっせいできるのかな。
かいぬしは、しんだ、みけねこの、しなもんさんが、
いつもねていた、いすを、いなかのいえに、もっていって、
ぼくたちが、つめで、ひっかいていた、ひょうめんを、
はりかえようと、おもったけど、
そのしごとをしていたぎょうしゃが、やめてしまったそうで、
またもって、かえってきました。
きょう、きんじょの、かぐてんにもっていったら、
はりかえてくれるそうで、かいぬしはよろこんで、
まっかなぬのに、することにしたそうです。
「いまおもえば、しなもんをしのんで、
みけねこいろにしたらよかったかな。
でも、たぶん、まっかのほうが、いすとしては、かわいいし、
しなもんも、まんぞくするだろ」
といっていました。
このしゃしんは、ぼくのめのいろが、へんですが、
「さいきん、わたしがでかけるのを、みおくるときの、
あわれっぽさが、よくでている」と、かいぬしは、いっています。
そして、このしゃしんでは、よくわかりませんが、
ぼくの、かはんしんが、さいきん、どっしりしてきたといって、
かいぬしは、おどろいたり、よろこんだり、
「きのせいかな」といったりしています。
「さいきん、えさを、かえたせいかな。
やっぱり、いいえさをたべると、せいちょうするんだろうか。
『ろいやる・かなん』とか、たべさせてみたら、どうなるんだろう」
といっていました。
ぼくのえさが、じょうとうになったのは、
はいいろねこの、ぐれいすさんが、じんぞうの、びょうきになったので、
いい、どらいふーどにしたからです。
めんどうだからと、ぼくたちぜんぶを、いい、どらいふーどにしたみたいです。
でも、ぐれいすさんは、くすりがきいたのか、
じんぞうのちょうしは、すっかりいいようで、
えさも、たくさんたべるし、といれも、ぜっこうちょうらしくて、
かいぬしは、「ぜったい、ははより、さきにしぬとおもったのに、
ながいきしたなあ。
よく、ねこが、かいぬしのみがわりになって、
しんだとかいうはなしがあるから、
なんとなく、ねこをなんびきかかっていたら、
ながいきできそうなきがしていたけど、
そういうもんでもないらしい」といっています。