ぼくは、けもの（カツジ猫）

みなさん、こんにちわ

きのうは、ものすごく、むしあつかったけど、
けさは、あさから、あめがふって、ちょっと、さむいです。

かいぬしは、とくに、しんじているかみさまはいないけど、
いろんなかみさまを、いえにかざっていて、
かみだなの、みずや、しおや、おこめを、ときどき、とりかえています。

このまえのあさ、ぼくが、だいどころの、つくえに、とびあがって、
あさの、おやつを、ようきゅうしたら、
「まってねー、かつじ。
いま、かみさまの、みずや、さかきを、とりかえているところだから。
いくらなんでも、とちゅうで、おまえのえさをやるのは、
ちょっと、まずいとおもうよ。
おまえは、けものなんだし」と、いいました。

そうか、ぼくは、けものかーとおもって、
べっどに、もどって、ねていたら、かいぬしは、
「きをわるく、しなさんな。
たいがいの、にんげんよりは、けもののほうが、じょうとうだって」
と、わけのわからないことをいいながら、
ぼくを、だいて、もみくちゃにしました。

かいぬしは、ぼくが、いつも、この、だついかごに、ねているので、
ちがうしゃしんが、とれないと、なやんでいます。
でも、ぼくが、ここにいると、かぜとおしがいいように、がらすどを、あけてくれたり、
「はなが、みえるといいね」といって、にわをながめたりして、
「なんか、おまえ、ねたきりの、びしょうじょみたいじゃないか」と、
ぶつぶついっています。

でも、ぼくは、さいきん、あめがふっても、わりと、にわに、でています。
きんじょにいた、しろくろの、こねこが、おおきくなって、
にたようなのが、にひき、よく、にわを、はしっていくので、
すごく、きになるからです。
かいぬしは、そとねこの、しまおが、しんでから、
もう、そとのねこには、えさはやらないことにしているみたいですが、
しろくろねこたちは、よく、にわにいて、かいぬしをみて、ないています。
「いろつやもいいから、どこかで、えさはもらってるとおもうけど」と、
かいぬしは、それをみて、いっています。