1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、ごちそうぜめ(カツジ猫)

ぼくは、ごちそうぜめ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、このまえ、いなかのいえにかえったとき、
「かつじくんに」といって、むーんおばさんから、
おさかなを、いっぱいもらってきました。
「おまえにといわれたんだから、しかたがないねえ」といって、
かいぬしは、「はげ」をうすく、きってくれました。
ぼくは、おなかいっぱいたべて、
わがよのはるを、まんきつしています。

でも、おさしみを、たべたあとで、いつもの「おやつ」をもらわないと、
なんとなく、おちつきません。
それで、つくえのうえを、うろうろしていると、かいぬしは、
「なんかすごく、まちがってるよ、おまえは」といいながら、
やっぱり、「おやつ」もだしてくれます。

かいぬしは、かぜが、なかなか、ぬけないようで、
「すぐ、つかれちゃうのよねえ」といって、
まいにち、だらだらしています。

ぼくは、まいにち、にわにでて、よそのねこを、みはっています。
このまえまで、ちいさかった、しろくろの、にひきの、こねこが、
おおきくなって、えらそうに、あるいています。
まっくろいねこも、よくきます。

でもかいぬしは、しんでしまった「しまお」のあとは、
もう、そとねこをつくるきは、ないようです。
このまえ、にわのいしを、どこかに、もっていって、
「しまお」と、ほってもらってきました。
しまおの、ねていた、はこのなかの、もうふのきれはしを、
そのいしのしたにうめて、おはかにするそうです。

いそがしいといっていながら、そんなことばかりしているから、
いくらじかんがあっても、たりないんだよなあとおもいます。

Twitter Facebook
カツジ猫