ぼくは、じゆうほんぽう(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
かいぬしは、「することおおすぎ。
したいことおおすぎ。
ぎゃああああ」とか、さけびながら、
けっきょく、べっどで、ごろごろしています。
「なにからさきにしていいか、どうしてもえらべない」とかいって、
まんがをよんだり、おかしをたべたりしています。
そのくらいなら、ぼくに、ぶらしでもかけたらいいのにとおもいます。
ぼくは、このごろずっと、おうちのなかの、ぺっとしーとのうえで、
といれをしています。
はこのなかに、しーとがしいてあって、
かいぬしは、まいあさ、とりかえてくれます。
ぼくは、やっぱり、すなとおなじように、
しーとを、ひっかいて、かぶせているけど、
おたがいに、ようりょうがわかってきて、
なんとか、うまくいくようになりました。
「これなら、おるすばんのひとを、たのめるかな。
おんせんにでもいってこようかしら」などと、
かいぬしは、のんきなことをいっていました。
しぬほど、いそがしいとかいいながら、よくいうよ。
かいぬしが、きを、かりこんで、
ぼくがつかっている、かなあみのなかのにわが、
すこし、すっきりしたので、
このごろ、ぼくは、そとにでて、
まえに、といれにつかっていた、すなばで、ようをたしたりします。
かいぬしは、けさ、それにきがついて、すなばをそうじしながら、
「けっきょく、りょうほうのといれをつかうのか。
とことん、じゆうほんぽうな、やっちゃなあ。
おまえがつかわなくなったから、このすなばは、
はなをうえて、かだんにしようとおもっていたのにさ。
そしたら、おまえがしんだとき、そこにうめてやれるから、
ちょうどいいとかんがえてたのに」
と、ぼやいていました。
そうなにもかも、よていどおりに、いくもんかい。
このまちでは、じゅうよんさいをこえた、かいいぬや、かいねこを、
ひょうしょうしてくれます。
なんねんかまえには、たおるとか、かわいいきねんひんもくれたけど、
いまは、しょうじょうだけになりました。
きっと、ながいきの、ぺっとがふえたから、
よさんがたりなくなったんだろうな。
ぼくも、ひょうしょうされたので、かいぬしは、しょうじょうを、
がくにいれて、だいどころのかべに、かざりました。
りっぱだろ。
ほんとうは、ぼくと、つーしょっとで、とってほしいけど、
かいぬしが、いそがしそうだから、もうちょっとまちます。