ぼくは、ぜっこうちょう(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
さいきん、どらいふーどが、おいしいので、いっぱいたべていたら、
きぶんがわるくなって、このまえのあさ、にわで、はきました。
そのあと、みずをいっぱいのんでいたら、かいぬしは、
「わあ、おまえまで、じんぞうがわるくなったのか。
おいしゃさんにつれていって、けつえきけんさしてもらったら、
また、しぬようなこえだして、おおさわぎするんだろうな」と、
ためいきをついていました。
そのあとで、にわにでて、ぼくがいつもいる、たなのうえに、
はいているのをみつけて、
「なあんだ、たべすぎで、むねやけしていただけか」といって、
はなうたまじりに、たなのうえをそうじして、
「ほどほどに、しなさいよ」と、あたまをなでてくれました。
ぼくは、さいきん、ぜっこうちょうで、
いえのなかを、はねまわって、あそんだり、
つくえから、とびおりたりするので、かいぬしは、
「なにがそんなに、うれしいんだか」と、あきれながら、
かみくずをまるめて、ぼくになげてくれます。
ぼくは、それにとっしんして、ろうかをすべって、ころがって、
ひとりで、はっするしています。
このしゃしんは、すこしまえのですが、
ぼくが、べっどのうえで、かおをあらっているところです。
「よくみたら、よこめで、こっちをみているじゃないか」と、
かいぬしは、しゃしんをみて、わらっていました。
かいぬしは、きょう、ちょっとじかんができたので、
いえのなかをかたづけたら、
きのう、おさめなければならなかった「くひ」を
おさめわすれていたのがわかって、
「わっ、わっ」といいながら、
ちくの、かいけいさんのいえに、もっていきました。
かいけいのかかりのひとは、こころよく、
うけとって、りょうしゅうしょをくれたそうです。
うでどけいも、きのう、いきなりとめるところがきれて、
そでのなかに、おちてきたそうで、
おみせにしゅうりにもっていったら、
ただで、なおしてくれたそうです。
「みな、なんてしんせつなんだろう」と、
かいぬしは、よろこんで、
「しゅうふくかのうな、よのなかはいいなあ」と、
うれしがっていました。