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ぼくは、でんとうを、うけつぐ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

きょうは、とても、いいてんきです。
かいぬしは、
「こんなひに、かぎって、せんたくするものがない」
と、くやしがっていました。
「あたたかくなったから、これはもう、いいか」といって、
だいどころの、いすに、しいていた、
ふりーすの、もうふを、あらうことにしたみたいです。

かわりに、なにをしいてくれるのかな。
きもちのいい、たおるとかだったら、いいけどな。

さいきん、あたたかくなったので、
ぼくは、かいぬしの、ふとんにはいるかわりに、
くびのところに、くっついて、ねます。
かいぬしは、さいしょ、おどろいて、
「おいおい、それは、なくなった、みけねこの、しなもんが、
いつも、ねていた、ねかたじゃないか。
どうした、かぜの、ふきまわしだい」と、いいました。

「そのいちで、ぐるぐる、のどをならすと、
わたしの、くびに、ちょくせつ、ひびいて、
まるで、わたしも、のどをならしているみたいなのよ。
しなもんが、しんだから、もうにどと、
あじわえない、かんかくと、おもっていたのに」
と、かいぬしは、うっとりしていました。

あさ、そうやって、いいきもちで、ねていると、
かいぬしが、おきようとするので、
ぼくは、おこって、かみつきます。
「あ、やっぱり、かつじだ」と、かいぬしは、わらいます。

しなもんさんや、きゃらめるさんや、
まえの、ねこたちのやっていたことを、
いろいろ、ひきつぐので、ぼくも、なにかと、いそがしいです。

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カツジ猫