ぼくは、ねてばかり(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
まいにち、とてもあついです。
かいぬしが、「もう、げんかいだ」といって、えあこんをいれると、
へやのなかは、すずしくなります。
ぼくは、きもちよく、べっどで、ねます。
「そうやって、ねてばっかりいるから、
おまえの、めをあけたしゃしんが、とれない」と、
かいぬしは、ぼやいています。
これは、だいぶまえの、しゃしんで、
ぼくが、おふろばを、たんけんにいったときのです。
おふろの、じゃぐちから、みずをのむのが、すきだけど、
かいぬしは、うえのいえの、おふろにはいることがおおいので、
なかなか、ぼくは、おふろばで、あそぶ、ちゃんすが、ありません。
「このいえを、たてたときは、ちょうど、とうほくのしんさいのあとで、
おふろの、せつびも、ふそくしていて、
あまり、でざいんの、しゅるいもなかったのよね。
そのなかで、なんとか、この、うすむらさきと、ちゃいろっぽいのにしたのだけど、
こうしてみると、おまえの、けいろに、あうじゃないの」といって、
かいぬしは、まんざらでも、ないみたいでした。
かいぬしは、ぼくの、みみが、あついのを、きにしています。
「ねこのみみって、ひやっとしてるもんなのに」といって、
ねっとで、しらべたりしていました。
「よくたべるし、はしりまわるから、びょうきじゃないんだろうけどねえ」
と、いいながら、まいにち、ぼくのみみをつまんでみています。
きょうは、おるすばんをしていると、
かいぬしが、くらくなって、かえってきました。
おにわの、かなあみごしに、ぼくがすりよると、
「かつじ、ただいま、そこにいたの」と、かいぬしはいって、
「みゅうみゅう」と、いいながら、ゆびで、あたまをなでてくれました。
そのあと、「おやつ」ももらったけど、
しょっきのなかの、どらいふーどが、なくなりかけてるのに、きづいてるのかな。
ちょっと、しんぱいなんだけど。