ぼくは、ばたを、なめる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしが、このごろ、おいしいものをくれるので、
ぼくは、かいぬしが、だいどころにいくと、すぐ、えさをもらいにいきます。
けさは、あんまりなんべんも、いったので、とうとう、かいぬしから、
「うるさいよ」と、あたまをはたかれて、
ゆだんしていたので、つくえから、おちました。
そのまま、にげて、にわにでて、たなのうえで、
めをつぶって、すわっていたけど、
あめがふってきたので、なかにもどって、
かいぬしのそばにいったら、かいぬしは、ぼくをなでて、
「あー、あめがふってるんだね」と、いいました。
ぼくが、かごにはいって、ねていたら、
ばたーのついた、ばたないふを、もってきて、
「なめる?」といって、なめさせてくれました。
よる、ぼくが、ひざにのって、ねていたら、
かいぬしは、ぼくをなでながら、
「おまえだって、いつも、いきなり、かみつくじゃん」
と、いいました。
このしゃしんは、このまえ、ぼくが、にわに、にげだして、
きの、しげみを、しらべているところです。
ぼくの、めのふちが、なみだでよごれて、けがはげたようになるのは、
このごろ、ひとりでに、なおって、
めもとも、きれいになりました。
「やっぱり、あつさの、せいだったのかね」と、かいぬしはいって、
あんしんしているみたいです。