ぼくは、ふさふさになる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、きょう、なにをしていたのか、
だいぶ、おそくなって、さっきやっと、かえってきました。
ぼくは、うれしくて、いえじゅう、とんでまわったら、
つくえのうえの、きぼりのくまを、ひっくりかえして、
てぃっしゅのけーすを、おとしました。
「なにをしているの」と、かいぬしが、こわいかおをしたので、
ぼくの、てんしょんは、いっぺんにさがって、
いすのうえで、おとなしくしていたら、
かいぬしは、「ごめんな。うれしかったのにね」といって、
ぼくのかおを、りょうてではさんで、
「ふゆだなあ。くびのけが、のびてきたね」と、いいました。
このしゃしんは、だいぶまえのだから、
まだ、くびのけが、そんなにありません。
もうすぐ、もっと、ふかふかになります。
あとあしの、うらの、けが、のびていたのは、
このまえ、かいぬしに、かたっぽ、きられました。
でも、ぼくが、おこったので、
もうかたっぽは、そのままです。
とうぶん、ししゅする、つもりです。
かいぬしのしごとは、なんとか、すすんでいるけど、
まだ、らっかんはゆるさない、じょうたいだそうです。
「おかげで、へやはちらかるし、うごかないから、たいじゅうはふえるし、
すかーとも、きつくなるし、もういや」と、かいぬしは、ぼやいています。
まいばん、よふかしをしては、しんだように、べっどで、ねむるけど、
ぼくが、ふとんに、はいったり、でたりするので、
「じゅくすいできないよう」と、いっています。
そんなこというけど、すぐ、ねちゃうくせに。
がいこくから、かえってきたひとが、
ねこにかぶせる、くりすますのぼうしと、くびわを、くれたので、
かいぬしは、ぼくにつけてみようかと、おもっているようです。
つけごこちが、あまりきもちわるくなかったら、つけさせてやろうかな。