ぼくは、ふゆごもり(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きのうは、ぼくの、つきめいにちでした、
かいぬしは、ぼくのおはかに、そなえてくれた、
「ふぐちり」と、さしみで、きょうは、ごはんをたべていました。
ぼくが、いきているときは、いつも、「ふく」をくれたけど、
じぶんは、あまりすきではなかったらしくて、
「わたしは、あかみの、さばとかがすきなのに」と、
ときどきもんくをいってましたが、
ぼくがしんでから、おそなえのおさがりを、たべはじめてから、
ふくの、うまさが、わかったようです。
きのうも、きょうも、ものすごくさむくて、
あしたも、さむいらしいです。
「かつじ、くまになったふりをして、
とうみんごっこをして、すごそうか」と、かいぬしがいうので、
ぼくは、つきあってやって、ねまきのままの、かいぬしと、
いちにち、だらだら、いえにいました。
ぼくのすがたは、しんでからは、かいぬしには、みえないんだけど、
さいきんは、けはいでもかんじるのか、
かいぬしは、よく、ぼくに、はなしかけます。
ときどき、けっこう、ちょっとちがうほうこうを、むいてるときもあるけど、
そこは、おおめに、みてやっています。
だれにでも、げんかいは、あるものさ。
かいぬしは、ぼくのかわりに、ぬいぐるみの、
らいおんや、いのししや、くまなどを、なでては、
ぼくにさわったきぶんに、なってるようで、
このごろは、ぼくもだんだん、それがつたわるようになったみたいです。
なんとなく、じぶんがさわられたようなきがします。
「へんな、さいのうを、はっきするやつだな」と、
せんぱいねこの、きゃらめるさんは、おもしろがっています。

かいぬしと、いきていたときのように、
べっどで、ごろごろしていると、
ときどき、あしもとの、てれびのにゅーすで、
とうみんしないで、ゆきのなかを、はしっている、くまが、うつります。
「あれはあれで、たいへんなのじゃないかな。
まんぷくして、ゆっくり、ねむりたいだろうに」と、かいぬしは、
ためいきを、ついています。
「らいしゅうは、あたたかくなるかもしれないから、
みんなで、いっしょに、おんせんにでも、いこうか」と、
かいぬしは、いっていました。
きゃらめるさんたちは、くるかな。
かいぬしと、ふたりだけになるかな。
ちょっと、わくわくしています。
