ゲバラの思い出
トランプさんは、とうとうキューバに目をつけて来たのか。
亡くなった母がよく、「キューバはえらい。すごすぎる。あんなアメリカののど元で、ちゃんとアメリカになびかない政治をしているのだから、大したものだ」と、ほめちぎっていたのを思い出す。
その後、それこそアメリカの国内で、激烈な政権批判をして、しかも面白い映画を連発して世界でも日本でも大人気を博していたマイケル・ムーア監督が、すぐれた医療制度の国としてキューバに赴き、その実態を報道していたのを映画館で見た。また、キューバ革命を成功させて指導者となった若者エルネスト・ゲバラの日記をもとにした、みずみずしい青春映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、原作とともに日本でもヒットし、その後ソダーバーグ監督が制作し、ベニチオ・デル・トロが主演した、ゲバラの生涯を描いた「チェ」二部作「別れの手紙」「28歳の革命」も、世界でも日本でも高い評価と人気を得た。
アメリカに近いからこそ、亡命や攻撃に対抗して、社会主義社会でも民主的な政治を貫き、ゲバラに根ざす、高い文化と品性は常に保たれていたと思う。ホークスの選手をはじめプロ野球の世界でも有名だ。超変わり種では、梶原一騎のものすごい(としか言いようがない。なぜか私は全巻持ってる。笑)漫画「人間凶器」の主人公も、澄んだ目の曇りない指導者として、ゲバラを尊敬していた。(ちなみに、この作品を検索したらAIが「ゲバラについての記述はなく、この作品との関係はない」と、真っ赤な嘘を教えてくれた。笑)
Tシャツの絵などでも親しまれているゲバラの精神をひきつぐ国。これからどうなるのか、まったく予断は許さない。
写真は窓辺のシクラメン。次々つぼみが出て来ています。
