ぼくは、ぶりも、たべた(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
むーんおばさんの、おともだちが、ぶんごすいどうという、うみで、
おおきな、ぶりを、たくさん、つったそうです。
そして、むーんおばさんも、わけてもらって、
「かつじくんは、しろみざかなが、すきみたいだから、
ぶりは、たべないでしょうが、かいぬしさんに」といって、
りっぱな、きりみを、くれました。
かいぬしは、うれしそうに、まないたのうえで、おさしみに、きっていたので、
ぼくも、みにいって、てんけんしたら、おいしそうだったので、
たべそうにしたら、かいぬしは、「え、まさか、たべるの」と、いいながら、
きれはしを、すこし、くれました。
すごく、おいしかったので、ぼくは、なんきれも、たべました。
「うわあ、さすがだな、ぶんごすいどうの、しんせんな、ぶりは」と、
かいぬしは、かんしんしていました。
むーんおばさん、たいへん、ごちそうさまでした。
こんやは、おきゃくさんがきたので、ぼくはまた、
ゆかにころころころがって、かんげいしました。
「さいきん、なんだか、あいそうがいいなあ」と、かいぬしはいっていました。
よそのひとが、きたときは、ぼくは、ぜんぜん、かみつかないので、
かいぬしは、「なんなんだろうなあ」と、いっています。
しんぶんの、「せんりゅう」のらんに、
「きたくした、ねこのせなかで、あめをしる」というのがあったそうです。
「どこでも、おなじなんだねえ。
でも、ねこをかっていないひとは、このくのいみが、わかるんだろうか」と、
かいぬしは、しんぱいして、いっていました。
せんじゃのひとは、ねこを、かっているのかな。