ぼくは、よゆう（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

かいぬしは、あたらしいくるまが、きたので、なんだか、そわそわしています。
そのいっぽうで、まえのくるまが、どうなったのかも、きにしているみたいです。

「いぜんのくるまは、でぃーらーのひとが、あとで、きねんに、
はんどるや、みらーを、もってきてくれたのよ。
それをもらって、いまもかざってるけど、
そういうのを、うけとると、
ああ、あのくるまも、もう、はいしゃになって、つぶされて、
このよには、いないんだなあと、おもえたの。
こんどは、そういうのが、もらえないから、
まだどこかにほうってあるのか、つまれているのか、こわされたのか、
ぜんぜん、わからないから、おちつかない。
いこつしゅうしゅうに、いくひとのきもちが、ちょっとわかる」と、
へんなことをいって、ぼやいています。

ぼくは、かなあみのなかから、あたらしいくるまをみています。
まえのより、つよそうで、しゃーぷなかんじがします。
「ふくそうも、これにあわせて、すこし、はーどなかんじにしようかな。
ふるい、くろの、かわじゃんが、どっかにあったはずだし」
と、かいぬしは、いっていました。

かぜはもう、なおったのかな。
このごろ、かいぬしは、つかれて、すぐ、べっどにねころんで、
ほんをよんだり、てれびをみたり、していたから、
ぼくは、そばにいって、くっついたり、あしのあいだにはいったりして、
いっしょに、いいきもちで、わりと、ながいこと、ねていました。
ぼくが、そうやって、くつろいで、よこになったまま、
くびだけ、おこして、てをあげて、ゆっくり、ていねいに、
かおをあらったり、していると、かいぬしは、
「そうそう、そうやって、めもとをきれいにしておくのよ」と、
ぼくをみながら、まんぞくしていました。

あんなのが、まいにち、つづくといいな。
かいぬしの、かぜは、ぼくは、だいかんげいです。(＝⌒▽⌒＝)