まだそういうこと言ってるのか。
◇原発にしろ安保法案にしろ、「反対するなら電気は使うな」「反対するなら日本から出て行け」、こういうものの言い方、考え方が一番気味が悪い。そういう考えが公然と言われていいと思っている感覚が、やりきれない。論理的にも内容的にもおかしいという以前に、発想そのものに身の毛がよだつ。いやなら出て行け、文句があるならやめろ。その考え方がこれまで何かを生み出したことがあったのか。絶望と狂気以外に。
◇そういう言葉を最も浴びせられるであろう人たちのそれでも行う宣言は、だからひときわ心を動かす。
創価大学・創価短期大学の有志が、安保法案に反対する声明をあげた。
http://sokauniv-nowar.strikingly.com/
◇ついでに言うと、どうも最近憲法を攻撃する人たちが妙に気に入ってあっちこっちで使ってるような「憲法残って国滅ぶ」(のは困る)というフレーズも、意味不明で内容空疎、見ててこっちが恥ずかしい。
そんな事態の前に「憲法壊して民滅ぶ」の方がよっぽど現実性がありますよ。どう考えても。