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むなかた九条の会2月のチラシ。

二月には沖縄の映画、四月には小林節さん

○「むなかた九条の会」では、前にもお知らせしたように、沖縄の基地反対の様子を描いた「戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み」を2月21日(日)に河東コミセンで上映します。
 これは、沖縄の人々の戦いを理解し同情するための映画ではありません。悲しみや怒りを超えた、暖かさと優しさの中に、私たち自身の現在と未来が浮かび上がり、私たち自身が生きていく力を与えられる映画です。疲れて、迷っている人ほど、この映画から豊かな力強さを受けとるにちがいありません。ぜひ、ごらんになって下さい。

○そして4月29日(金、祝日)には、戦争法廃止をめざすオール宗像実行委員会の皆さんといっしょに、ユリックスのハーモニーホールで、テレビや新聞で有名な憲法学者小林節さんを招いて、講演会を開催します。
 筋金入りの改憲論者でありながら、安倍内閣の集団的自衛権をはじめとする民主主義を破壊し冒涜した行動の数々を、まっこうから明確に非難しつづけた小林さんの姿勢は、同じように「意見のちがいはあっても、安倍政権のやり方は、それ以前の問題」と立ち上がり発言と行動にふみきった、多くの有名人の中でもきわだっていました。
 憲法を守ることを旗印にする私たち「むなかた九条の会」が、名うての改憲論者を呼んで講演会を開く。この現状こそが、安倍政権の暴走のすさまじさと、それをくいとめようとする人たちの急速な広がりを示しています。

○毎日新聞の世論調査で内閣支持率が50%を超えたことに、とまどいや不安を持っているかたもおられるでしょう。
 積極的な支持ではなく「他にいないから」と支持する人も多いと聞きますが、これは常に「対案を出せ」と反論する首相の詭弁を許すことと同じです。
 「支持しない」と言うのに、「では誰か他にいるのか」ということを考える必要はありません。映画やドラマでよくあるように、ある人の無実を証明するのに、真犯人を見つける必要はないのと同じです。悪質業者がものを買えとせまったときには「いりません」と言えばよく、「代わりに何を買うのか」という質問に答える義務がないのと同じです。
 ただ拒絶し、ただ否定し、ただ「ノー」と言い続けることが、何より建設的なこともあります。沖縄のように。小林さんのように。
 そのことを確認し実感するためにも、映画会と講演会に、ぜひ足をお運びくださいますよう、心からお願いします。(2016.2.1.)

※以上がチラシに書いたことですが、つけ加えますと私はつねひごろ、「アベさんでなければ誰でもいい。(故)たま駅長でもいい。それほどひどいレベル」と言って回っています。最近では、こんなこと言うと、たま駅長にも失礼だと思っています。

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カツジ猫