もう、ねえ・・・
◎今日は「九条の会」の集まりがあって、明日までに毎月駅前で配るチラシの原稿を書くとか引き受けたもんだから、首をひねっていたら、何とかできたが、こんな時間になってしまった。くやしいから、ここにも転載してしまおうか。
◎「しんぶん赤旗」の社説が、週刊誌がフィギュアスケートの安藤美姫の出産問題をとりあげて、つまらないアンケートをしたのに対して、読者の抗議がすごくて謝罪記事をのせたことについて書いていた。もちろん、そういう週刊誌の報道を批判する内容でだ。
この記事と、それに対する抗議のことは知っていたし、もちろん抗議や怒りに共感もしていたが、いまひとつ私の姿勢が鈍かったのは、昔、50年ほども前に、ある女優さんが「未婚の母」になろうとした時の報道と言ったら、もうこんなものではなくテレビも新聞も週刊誌も朝から晩まで、父親が誰かとかそんなことばかり言っていた。れっきとした評論家まで発言して、まるでもう社会問題だった。あの頃のマスコミは今ほどえげつなくなかったことを思うと、あの報道ぶりは本当に異常だった。
あれに比べたらそんなでもない、という気分が私の中のどこかにあったのは否めない。大阪市長の慰安婦問題発言のときもそうで、じゅうばこさんとも話したことだが、私の世代の人間は、ちょっとこういう所では、今の時代について行けてない。もちろん、それだけ世の中が少しは前より進んだのはいいことなのだろうが。
◎ずっと前に買って、玄関につるしておいた、丸い小さいガラスのライトの電球が切れたので買い替えた。きびきびした店員が、これだと少し暗くなりますよと注意しながらすすめてくれた電球にしたら、たしかにかなり薄暗い。しかし、その分、青白い光なのもあいまって、まるで玄関に大きな蛍がいるようで、実にいい。ついでに玄関のあちこちも片づけて、色んなレイアウトをしたくなる。