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もう、夢のようです

電子書籍で自費出版予定の「水の王子・村に」の校正チェック、背景を白にし、文字を大きくしてみたら、もう、今まで何をして来たのかと泣きたくなるぐらいに、目も頭も楽で楽で楽で。
でも、この数ヶ月、見にくい画面で悪戦苦闘していた時間を考えたら、情なくてもっと泣ける。最初からこの画面で作業していたら、多分とっくに作業はすべて終わって、とっくに次の仕事にかかれていたのになあ。そう思って、散らかった家だの草ぼうぼうの庭だの手を付けてない授業準備だの研究だの、見回したら、ただただくやしく情なく、わーっと叫び出しそうになる。

当時は疲れていたから途中で寝たりして、ちゃんと見てないのだが、映画「マッドマックス」の最新作で、目的の地が途中で変わってひっかえす一行の姿ね、あれをつい思い出してしまうの。力尽きはててるのに、これからが本当の戦い、でもやるしかないし、希望は大きくなってるし、みたいな、めちゃくちゃな感情のうずに巻き込まれて朝から晩まで気分はジェットコースターみたいに上下しっぱなし。

とにかく今の作業があまりにも楽なので、喜んでいいはずが、無駄に過ごした時間を思って、ちっとも幸福になれないわけよ。いかんいかん。前向きにならなければ。

黄色いバーベナの前に毎日巣を張っていた蜘蛛さんを、今朝何とか割り箸でつまんで、道路を隔てた向こうの藪にお引越しさせました。ぷっくらしただんだら縞の胴体を、どのくらい強くはさんでいいものかわからなくって苦労しましたよ。毎朝水まきの時にお目にかかっていたから、申し訳なくもあるけど、私の仕事をしてる窓からも見える茂みは、多分そんなに悪い環境ではないはず。

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カツジ猫