やっすーい幸福(笑)
今夜は早めに、もうてきとーなおかずとパンと紅茶で夕食を準備し、それを食べながら買って来たてきとーな文庫本をベッドに転がって読みながら、ときどきパソコンをのぞいて、てきとーな記事を読んで、またごはんを食べに行く。
もう最高に幸せよ♪
橋本治「そして、みんなバカになった」、対談集なんですけど、中身がやたら深くて広くて、そして会話な分、いつもよりわかりやすいし、かえって気軽に読みとばせない。
つくづく思うのは、今彼が生きてたらこの状況に何を思って何を言うのかなあということ。「アンネの日記」のアンネの収容所に行ってからの日記を読みたいと思うのと似たような、ないものねだりのもどかしさを、かみしめている。
さっき電話で人と話していて、突然気がついたのだが、私は好きな人やものを失いたくないからと言って、好きでない人やものを受け入れるという発想がないんだよなあ昔から。どんなに好きな人やものでも、それを得たり味わったりするのに、好きでない存在と関わらなければならないと思ったら、全力で切り捨て、手放し、あきらめる。惜しいと思わないし、後悔もしない。切り捨てられた人やものに申し訳ないとさえ思わない。言いかえれば、私の好きでない人やものと何らかの関わりを持った私の好きな人やものや場所や時間は、もう切り捨てるのに何の苦痛もためらいもない。だから、これをつかんでおけば私を引きとめられるだろうと思うと、私はあっという間にその大切なものを切り離す。ひょっとしたら、多分手首をつかまれたら、ひじや肩から切り落として、一生片手で生きるかもしれない。そのくらい、好きでないものにつながれている嫌悪感と拒否感がはんぱない。我ながら、これってけっこう危険かも(笑)。気をつけよう。少なくとも、あんまりあっちこっちをつかまれないようにしておかないと(そこかい)。
ユリは最初の一輪がしおれたので、はずしました。新しいやつのおしべも取りました。さて、あと何日もつのかな。