やっぱり、おさしみは、さいこう(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、このまえ、「むーんおばさんから、いただいたよ」といって、
ぶんごすいどうの「はげ」の、おさしみを、わけてくれました。
ぼくは、また、ひとりでに、のどが、ごろごろ、なりだして、
むちゅうで、たべました。
むーんおばさん、ありがとうございました。
まだ、れいぞうこに、のこっているみたいだから、
たのしみにしています。
かいぬしは、このまえのよる、いなかのいえから、かえるとちゅうで、
がそりんすたんどの、といれに、よったとき、
うえのほうに、かけたばっぐを、わすれて、そのまま、いえまできて、
やっと、きづいて、とりにもどりました。
いちじかんぐらい、かかるところだけど、
よなかだったからか、ばっぐは、そのまま、あったそうです。
おかねも、つうちょうも、かーども、ぜんぶはいっていたので、
かいぬしは、「きゅうしに、いっしょうを、えた」と、よろこんでいました。
そのかえりに、どうろで、しんでいた、たぬきかなんかを、
また、うえから、しいたような、きがして、
きになって、もどってみたら、しいてはいなかったようだけど、
その、どうぶつは、もうしんでいたので、
かいぬしは、みちのそばに、はこんでおいたけど、
「からだは、まだ、あたたかかったよ。
よくふとっていて、おもかったから、
もしかしたら、こどもがいたのかもしれない」といっていました。
「いぜん、やっぱり、いなかからの、かえりみちで、
はねられて、しんでいた、たぬきを、みちのよこに、はこんでやったことがあって、
そのあと、すぐ、きゃらめるねこの、ぐあいがわるくなって、しんでしまったのよね。
だから、こんども、やめようとおもったけど、
やっぱり、きになってねえ」と、かいぬしは、ぼくに、いいました。
そして、ぼくが、きゃらめるさんのようにならないか、しんぱいして、
きょうは、かぶきをみたかえりに、ちかくの、じんじゃによって、
ぼくのぶじを、いのってきたそうです。
「きょうは、こうそくどうろで、はとがしんでいたし、
なんだか、さいきん、どうぶつの、じこを、よくみるなあ。
じっさいに、ふえているのかしら」と、
かいぬしは、なげいていました。
かぶきは、おもしろかったみたいです。
「れんじし」の、ふりまわす、くびのけを、みていると、
ぼくを、おもいだしたそうです。
「おまえも、まえは、よく、ぶるぶると、くびをふっていたよね。
あれは、どうして、やめたの」と、きかれたけど、
そんなの、ぼくにも、わかりません。