やつあたり。
そういうことを言われても言いがかりだと、中国もロシアも言うだろうが、かりにもやせても枯れても社会主義国だったりしたこともあるのだからして、自民党と比べればまだしも民衆のことを考えてないこともなさそうな民主党政権の、足をひっぱってのどもとをしめて、とどめをさすようなことをして恥ずかしいとは思わないのかね。まあほんとに、そんなこと言っても死ぬほどしかたがないことだけどさ。
一方のアメリカではオバマさんが苦戦していて、彼の人気がうなぎのぼりだったころ便乗して浮かれていた同名の日本のどこかの都市は、こういう時こそ励ましの声明ぐらい送ったらどうなんだよ。あ、そんないやみを言ってたら、昨今のおかしな新地名ブームにのって、とっとと市の名を変えそうで、それはそれで困るな。
民主党だって私は自民党の政権末期に比べたら、やってることはまだまともだと思ってるし、オバマさんにいたっては、けっこうちゃんとがんばってるのに、そうせっかちに成果を出せと言われてもなあ。
何より私はペイリンさんが嫌いで、彼女の名前のブランドのメガネをおいてあるだけで、行きつけのメガネ屋さんに足が向かなくなってるという個人的にひじょーに困る事態なので、彼女にこれ以上活躍してほしくない。
などと、性格悪いニュース解説をしている場合じゃないくらい、ゆきうさぎさんとちがって、私は部屋がかたづかない。キャラママさんが研究室にかけていた、猫と古本がリヤカーに乗ってるポスターをもらって壁にかけ、悦に入ってたら、それきり漫画によみふけって、仕事が全然すすまない。
昔、人からもらったもしゃもしゃの毛の犬のぬいぐるみと自分が買った茶色の犬のぬいぐるみを並べてベッドの上においたまま、その隣にねころがって、部屋中の本や書類の山をながめている。うー、もう何とかしなくては。
キャラママさん。
ねー、面白いでしょう?
「テルマエ・ロマエ」は、あのネタでそういつまでもひっぱれないし、どうするのかと気になってますが、二巻まではなんとか失速してませんね。まあ、あの独特の味わいは変わらないから大丈夫なのかもしれませんが。
現在の状況が知りたくて、掲載誌の今月号を買ったら、おまけで手ぬぐいがついてきました。我が家には飾るとこもないので、よかったらさしあげます。
「聖おにいさん」は、これはキャラママさんの専門でしょうけど、江戸時代の戯作や落語にも通じる、教養講座みたいな役割をはたしてもいますよね。仏教とキリスト教の常識を自然と読者に教えてくれる(笑)。以前は落語がそれやってたわけですけど、こういうものって、必要ですよね、いつの時代でも。
それとこれ、ベッドシーンがないだけで(あったら冒涜もんの極致で、両方の宗教が黙っちゃいますまいが。笑)、実は「やおい」と言われる世界の典型ですよね。偉大なドラマの主人公たちが、まったく何のドラマもない超日常の世界で幸福そうにじゃれあってる。その幸福感、解放感。二人で生活してたがいに髪の手入れまでして、ジャックとスティーヴンじゃあるまいし(←めったにわからないギャグです。笑)。
腐女子と言われる人たちが求める世界の快感の、少なくとも重要なある一部が、この漫画にはみごとに洗練されて存在してる。もしかしたら、やおいも腐女子もボーイズラブもまるでわからんし好かんという人にも、そういう世界の何が魅力かということを理解してもらえるのではないかというぐらいに、最上の蒸留をされて、そういう世界の幸福感が描き出されている。
ゆきうさぎさん。
最近本屋に行っても介護本の多いこと多いこと。雑誌の特集も目白押しで、この問題はほんとに国民的になっていると思わされます。何はともあれ、事故と病気にだけは気をつけて下さい。