¾をクリアーした。

◇タイトル、何の話かと思われるでしょ。どうでもいいけど、この¾を出すのに苦労した。まあ３/４にしてもよかったんだけど。「分数」で出ました（笑）。

何のことかと言えば、今、地域の生ごみをカラスがつっつかないように、網をかけておく、その網を片づける当番なのです。ごみ収集の車が来るのが曜日によっては遅くて昼近くになり、ずっと待っておかなくてはなりません。しかも油断していると、ご近所の方が片づけてしまって下さったりするので、目が離せません。私は冬なんか、近くに車とめて、缶コーヒー片手に本読んで待っていて、ちょっと張り込み中の刑事気分を味わったりしてました。それをまた、どこからか皆さん見ておられて、「先生、ずっと待っておられましたよね」とか町内会の時に言われたりする。どっちが刑事かわからない（笑）。

で、今朝は、家の片づけで出たごみを、袋にぎゅうぎゅう押しこんだりいろいろしていて、はっと気づいたらもう１２時。ぎゃあこれはもういくら何でも収集車は来てしまったなと思いながら、ゴミ袋両手に一個ずつつかんで走って行ったら、道路の向かいのゴミ置き場がすでにカラになってるのが見えて、やっぱりとがっくししながら、せめて網だけでも片づけようと行ってみたら、道路のこっち側はまだゴミ袋の山。
やったーいと凱歌をあげて、ゴミ袋を網の中に入れて、引き返そうとしたとたんに収集車が来ました。危ないとこでした。しかも、あっという間にゴミを積みこんで車が去ったあと、すぐに網を片づけることができて、意気揚々と引き上げました。めでたい♪

網当番は二週間で、週二回の収集の内、先週の二回は無事にこなしたから、あともう一回クリアすればいいんだよね。るんるん。
あーもう、こんなことで達成感満喫してる私って何なの。仕事の方の原稿はちっとも進んでないんだけど。

◇今日は他にもうれしいことがあって、本をもらってくれる方が夕方来て下さって、どさっと持って行って下さいました。最もいいかたちでの有効利用なので、ありがたいなんてもんじゃない。書庫の棚がどれだけ空いたかは、うれしすぎてまだ確認していないけど、これでずいぶん、今後の片づけ計画が方向性も見えるし楽になります。
ひきつづき、どんどん田舎の実家に残している本も運んで来たいのだけど、今はいったん中断して原稿書きに専念しないと。

◇そのお客さんが見えるので、今朝から掃除とかしていたら、下の家のキッチンのすみっこにある安物のラグの下から、ぺっちゃんこのネズミのなきがらが見つかりました。口がとんがっているので、モグラかと思ったけど、長いしっぽがあるので、子ネズミだったようです。
もちろんカツジ猫の狩りの成果でしょう。やつは先日、ベッドの上で、小さいイモリをかまっていて、これは目をキョロキョロさせて元気だったので庭に逃がしましたが、さすがに５歳ともなると、獲物もつかまえられるまでに成長したのですよね。

まあ、真夜中に、何か大きな動物をくわえて来て、寝室のはしで、バリバリ食ってた故キャラメル猫の野生には遠く及びませんが。
ちなみに、夜が明けて確認したら、ウサギかタヌキか、何か毛皮で包まれた身体の一部が残っていたのですが、上半身は食っちまったらしくて、何だったのかわからずじまいです。キャラメルはその日も、おっとりと金色と白の毛皮を輝かせて日光の中でお昼寝していて、私が行くと、にゃあおとのどかに鳴いて、私の顔をなめましたが、この口であの動物を食べて、お腹の中にそれが入っているのかと思うと、さすがの私も少し恐れをなしました。

（キャラメル猫の顔は、旧「板坂耀子研究室」のトップページのアイコンになっているので、ごらん下さい。この内「脇役論コーナー」のアイコンの顔は、よく見えないから、そういう絵が苦手な人も大丈夫と思いますが、捕ってきたスズメを助ける間も写真を撮る間もなく、あっという間に食べてしまった時のものです。

http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~itasaka/kikou/9top.html

なお、このページからリンクされているページには行けませんが、アドレスのwwwをww1に変えると行ける場合があるので、お試し下さい。）

◇ＤＶＤでメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが出ている「３１年目の夫婦げんか」という映画を借りて来て見ました。悪くはなかったけど、この二人を使って、ついでにスティーブ・カレルも使って、大真面目に熟年夫婦の性生活の心理相談ドラマを作るとは大胆というかものすごい冗談というか、ある意味圧倒されました。下手すりゃものすごく暗いか退屈かグロいかしかなりようがないのに、そうなっていないのは、立派と言えば立派です。「ブルー・ジャスミン」といい、これといい、深刻な話のはずが深刻にならないし、腐臭とかが全然漂って来ないのはどうしてなんだろう。私も含めて、見る者たちの生命力が低下していて、そういう醜さは受け入れられなくなってるんだろうか。

◇今日、久しぶりに行った文具店で、１１月２９日に集会をやりますよと店長の方に伝えると、どこでやるのですかと聞いて下さいました。チラシを持って来ますと言ったついでに、「やっぱり勉強しないと、皆、何があったか忘れますからね」と言うと、そうですそうですみたいなことをおっしゃっていました。「フランスのテロ、日本もいずれああいうことに巻きこまれるようになりますよ」とも、心配しておられました。

近くの本屋さんで、高橋源一郎さんの「民主主義って何だ」を置かせてやろうとたくらんで、カウンターで「ありますか」と聞いたら店員がお待ちくださいと言って、さっさと持って来てくれました。うれしいやら恥ずかしいやら（笑）。このお店では「戦争を考える」の特設コーナーも作っていて、内田樹さんと白井聡さんの対談集もあったので、こっちも買いました。あー、でもね、こんなに読みやすそうな本でも、今、専門外のものを読む時間はないんだよね。ほんとにもう、どうしようかしらん。

◇今夜、母のところでいっしょにテレビのクイズ番組を見ていたら、第三次安倍内閣の大臣の名前を答えろという問題で、東大卒の医学博士かどなたかが、首相のフルネームを知らなくて、もちろん他の閣僚の名前も知らなくて相手チームに負けてました。嘆くべきことなのかもしれないけど、覚えたくもない政治家の名前をこの夏いろいろ覚えてしまって、どことなくくやしい思いをしていた私としては何だかうらやましかったです（笑）。

◇沖縄の状況も目を離せないし、大阪のダブル選挙も緊