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アミメニシキヘビ

って、このタイトル見ただけで、読むのをやめる人がいるかもしれないですけどねえ(笑)。

どこぞの町で、ペットのニシキヘビが逃げ出して、街中大捜索が行われて数日たったら、飼い主の人の家(アパート?)の屋根裏にいて無事保護されたってニュース、地域の人はたまったもんじゃなかったでしょうが、元気でいてくれてよかったと、やっぱりとっさに、ほっとしました。

ネットで誰かが、「専門家の意見を聞いて探したら、すぐ見つかっただろうに」と、コロナ対策その他とも思い合わせて嘆いておられました。同感ですが、というより、真っ先に専門家の意見を聞いていたと思ったんだけど、そうじゃなかったんかい~。そうだとしたら信じられない。飼い主さんも動転していたんだろうけど、そのあたりはしっかりしてくれないと、ヘビもかわいそうだよ。今後もいろいろ心配になる。大きなお世話だろうけれど。

少し前に書いた、ご近所のお宅の行方不明のメインクーンの猫さんが、ひと月ぶりに帰って来た話、詳しくうかがうことができたのですが、あっさりふらっと戻って来たのじゃなくて、かなり離れた団地でチラシを見た方が情報を下さって、それから何度も行ってさがして、大変苦労してやっと確保されたとのことで、猫さんも「南極物語」みたいに飼い主さんに飛びついて来るのではなく、警戒しているのを少しずつ近づかせて、ようやく抱いて連れ帰れたとか、お聞きするだけで、どきどきするような話でした。やっとめぐりあって、目の当たりにしたのに、黙ってそっと近づくのを待っていたという飼い主の方の判断にも感服しかない。そんなことも、つい思い比べて。

話を戻すと、アミメニシキヘビって聞いて思い出すのは、ローレンス・ブロックの短編「いつかテディ・ベアを」で、ぬいぐるみのクマを好きになってしまった男が、(以下ネタばれよん)それを理解してくれる女性と愛し合う話で、彼女はペットにアミメニシキヘビを飼っている。この話、ヘビのことは書いていないが、「動物登場」の本で紹介した。ちなみにこの本は絶版品切れのせいか、ネットでものすごい値段がついているが、ほぼ同じ内容を、「朝の浜辺」コーナーで紹介していますから、どうぞそちらでお読み下さい(笑)。

そう言えば、個人誌「かまど」の記事紹介のコーナーで、「弟たちへの手紙」というのを公開して行ってるんですが、他の仕事が忙しくて中断しています。ひとつには、最初はそうでもなかったんですが、読み進めて行くと内容はともかく、言葉づかいや何かが、もういかにもレトロっぽくて、我ながら面映い。それもお楽しみいただければ、と開き直れるまで、もうちょっとお待ち下さいませ。

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カツジ猫