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カツジ猫が泣こうがぐれようが(笑)。

◇私はとっとと仕事を進めて、田舎に持って帰る古い本箱を四つほど空にして、いつでも運送屋さんに運んでもらえるよう、居間にひきずりこみました。本当はちょっと拭いてやってきれいにしてやりたいのですが、それはまた明日にでも。田舎の共産党の議員さんが事務所で使って下さるらしいのですが、スチール製のひとつは、あまりに本が重すぎたのか微妙にゆがんでいて、これは処分するしかないのかなあ。
今夜中にあと本棚一つとカード棚二つを空にしたら、だいたい予定どおりです。しかし、本棚の奥から早川ポケミスのナポレオンソロ「人類抹殺計画」が出て来たり、注文していたハガードの「ソロモンの洞窟」が届いたりして、ついついちょっと読んでしまったり、もう誘惑の多いこと。

「ソロモンの洞窟」はやっぱりすごく面白いのですが、主人公たち時代が時代だからじゃかすか象狩りなんかして象牙を取ったり「象の心臓ほどうまいものはないんですよ」と言ってたりしていて、いやもう何だか古きよき時代だなあと痛感します。挿絵も文章も子どもの頃の記憶そのままで、なつかしいというか妙に元気になってしまうから恐い。

◇そう言えば昨日久しぶりに街に出て、ずっと行かなかったキャナルシティの噴水の見える喫茶店で、法外に高いマロンティーか何かを飲んでると、これまた昔がよみがえって来るようでした。買い物や仕事の合間に友人たちと、時には一人で、よくここで時間をつぶしたものだったけれど。

帰りにいつものように櫛田神社に寄って、カツジ猫の健康と長寿と幸福と、ちゃんと私がみとってやれますようにということをお願いしてきました。カツジのことを頼みながら、結果としては自分の長寿も願っているのは、ずるいかしらん。

そのカツジは、昨日の朝、何だかぐれて食べなかった「おやつ」を、夜になって指につけて鼻先に出したら、妙にきげんよく食べ、その内に器に鼻をつっこんで、残りも全部食べてしまいました。何を考えているんだか。
いつも廊下の寝椅子で寝ているのですが、私が片づけに疲れてベッドに転がって本を読んでいると、ときどきふいと起き上って、ベッドに飛び乗り、私の上に乗って来ます。んでもって、しばらくすると、またどこかに行ってしまうのですが、何を確認しているのでしょうか(笑)。

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カツジ猫