カツジ猫三題。
◇連日夜更かしが続いていて、血圧がじわじわ上がってる気がするので、今夜こそ早く寝よう、と思いながらもうこんな時間。
ゆうべも遅くなって、カツジ猫はあいそをつかしたように、ベッドのそばの椅子で半分あおむけになって正体なく寝ていた。私はこんな時はときどき、彼を抱きあげてベッドに持って行くのだが、ゆうべはあまりにぐっすり寝こけていたので、かわいそうで、そっとしておいた。
そして、ふとんにもぐりこんで、ちょっとうとうとしたとたん、どんっ！と、身体の上にものすごい衝撃。何事かと思った。カツジのやつ、目をさまして、椅子から私の上にダイブしたらしい。あきれて眠ったふりをしていたら、むすっとした顔のまま、自分でふとんに入って来て私の首の横で寝てしまった。
今朝は洗濯物を干すときに玄関のドアをうっかり開け放していて、灰色の毛の塊が、のそうとウッドデッキの下に消えるのを目の端にとらえたので、大急ぎでつかまえた。脱走しても、こいつは急にどっかに行くでもなく、そのへんをのそのそしている上、呼ぶと来るので、つかまえやすい。抱き上げると、うううううなって怒った。
それを抱いて庭を歩いていると、お隣の奥さんが「この前、猫好きのお客さんが来て、金網ごしにカツジ君をかまっていたら、どさっと棚から落ちたので、けがしたのじゃないかと心配してました。猫って、落ちたりしないかと思っていたけど」と、おっしゃるので、「普通そうだけど、こいつはドジなもんで、わりと落っこちるんですよ」と説明しておきました。カツジは私の腕の中で仏頂面をしてました。
私が留守の間にも、いろいろやってくれてるみたいです。
さてさて、寝ないと。
◇ああ、今朝ネットで見かけた、この記事もいいなあ。今の若い人は？と聞かれた８０歳の経営者、「いいと思うよ、このままで」って、最高じゃないか。
