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カニと株

行けーーーっ!

と思わず叫んでしまった。日本共産党の新しい人事を見て。
 田村智子氏が委員長。その他も絶妙。

何よりそりゃ福島瑞穂、蓮舫、などがんばってくれているけど、自民党の女性議員たちの、女性はだめだばかだと宣伝しようとしているとしか思えないニュースの数々から噴き上がる瘴気を、少しでも払拭してくれそうなのがマジでもう、ありがたい。

それにしてもマスメディアは、政党助成金の話をするたびに「共産党は、びた一文もらっていない。ただの一度も受けとってない」ということを、はっきり言いなさいよ。毎回もう、イライラしてストレスがたまる。

さてまあ、それはそれとして。

ろくな根回しもしないまま汚染水を海に流して(さあ、ゴミノートが食いついてくっかな)中国から海産物の輸入を断られ、国民皆でホタテを食べて漁民を救いましょうなどと行き当たりばったりもいいとこの宣伝をして、そのわりには別にうちの近所ではホタテも安くならない。その代わりに、年末あたりから、やたらカニカニカニとカニの宣伝が多く、売り場にもいっぱい並んでいる。そんな季節でもあるのだろうが。

ちなみにこれも年末ごろからラジオでもテレビでも、目をおおうばかりのしつこさとくどさで「投資をしましょう!」的なコメントやコーナーや番組がやたらと多くなって来た。知り合いで株をやってる人はいるし、別にそれに文句はないが、こっちはそんな余裕はないし、手を出す気持ちはまったくない。山本太郎が国会で、貯蓄から投資に国民を誘導しようとしているが、多くの人にそんな余裕はない!と政府を叱っているのに全面的に共感するし、これほど、ことあるたびに「投資を投資を投資を」と、報道が騒ぎ立てるのは、何だか不快できなくさくって、近づく気にとてもなれない。

私が何よりも投資するなら、政府の首をすげかえることだ。これこそ老後と未来のための最高に効率的な投資だ。投票は一銭もかからない。それに加えて共産れいわ社民あたりの議席や票数をふやすべく、あらゆる寄付やカンパや署名をして協力することが、どんな株を買うより有効で無駄がないというのが私の実感である。

さて、カニの話に戻るが、嫌いではないまでも、そう好きというわけでもない。昔、名古屋にいたころに、やたらと広くて空が大きくて、町のど真ん中でも遠くまで見渡せる繁華街の大通りに立って、はるかかなたに、かに道楽か何かの巨大なネオンサインが、ゆっくり、もぞもぞ、長い脚を動かしていたのを、なつかしく思い出すぐらい。

ただ、株とちがって、こちらはそう誘惑に対するガードがあるわけでもないから、最近ちょこちょこカニを食べたくなることがある。ここ数日カニクリームコロッケを買ってしまって食べている。まずくはないが、特にカニ!って感じでもないから不完全燃焼。まあ、当分カニカマでがまんしとくか。久しぶりにきゅうりが安く手に入ったから、サラダでも大幅に作って。

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カツジ猫