初詣とお礼参り
あ、届いたんだ、私がこそっと気にしてた大谷選手のグローブ。今朝のニュースで被災地のどこかの学校に来たと言っていた。ちょっと心が休まったかも。
で、今日は玄関と車につけていた、ちっこいしめ縄三つを片づけるのと、「水の王子」が完成したお礼参りもかねて、のこのことことこ初詣に行った。
例年、車で三十分もかからない、宗像大社と、その近くの鎮国寺にお参りすることにしている。いつも、しめ縄などを持って行くから松の内を過ぎてからになる。もう屋台も何も出ていなくて神社の方は閑散に近くのんびりしている。
毎年、池の鯉に餌をやるのだけど、今年は餌が売り切れていて、写真だけ撮らせてもらった。ひしめいている鯉たちは、恐ろしいほどでかくて、笑ってしまうほどだった。
宝物館の展示も見たかったので、出直してもいいかなあ。どうせ近くの霊園の自分の個人墓にも、ちょっとお参りに行きたいし。
「水の王子」は、まったくはからずも、宗像の三女神がラストをしめる主役まがいになって、自分でも意外で感謝で、思わずお賽銭を奮発した(笑)。小さなお守りを二つだけ買った。お天気がよくて境内はなかなかいい感じ。
それから鎮国寺に移動。ここの大きな樹の梅はいつも行くころ満開になる。そして、以前はそうでもなかったのだが、いつからか、ものすごくいろんなグッズが多くなって、ありとあらゆる種類のお守りや何かが、仏壇前のお座敷にずらりと並んで、笑ってしまうほどである。しかも年々増えている。その品々も、実にかわいいものが多く、有能で優秀なスタッフがおられるのかもしれない。
今年は小さな拝殿のミニチュアが数種類登場していた。話題作りに買いたかったけど我慢して、こんなにいろんなものを売ってなかった昔からずっと決まって購入しているお酒とお線香を買い、あふれかえる品物の中からかわいらしい龍の絵馬をひとつだけ選んで買った。
これだけ新しいものを毎年増やしているのに、昔からずっと同じの20円のおみくじ自動販売機だけはそのままに残してあるのもほほえましい。もっと高いおみくじも置いてあるのだが、ついいつもその二十円のを買ってしまう。
今日はお天気がいいのもあって、ちょっとのんびりしすぎたため、遅くなっていつも境内のお店で飲む甘酒は飲みそこねた。
おみくじは、宗像大社のが吉、鎮国寺は大吉。去年もこんなもんだったかな。気になる学業と病気は、どちらも安心して勉学せよ、治る、というありがたいお告げで、これを励みにまた一年がんばるとしよう。
我ながらみごとにぼけてしまって、どなたから言っていただいたことばなのかも忘れたが、「あなたが楽しそうにいろんなイベントとかに行っているのを知ると、とても楽しくてうれしい」と言って下さった方がいた。それをいつも意識しているわけでもないが、そういう方がどこかにおられると思うと、もう一人神様がいるような気もする。