サボテンと布袋竹
「改憲したら戦前ですよ」ってハッシュタグ、なかなか面白いやん。
金をもらってるかどうかは知らんけど、ときどき悪口や批判を書いて、流れをせきとめようとしてる人たちのコメントが、これまた古色蒼然、不勉強、調査不足を露呈していて、まったく逆効果になってるのも、見ていて感心する。ぜひとも一応ごらん下さい。
それにしてもあらためて、アベ元首相とそのとりまきに、こんなとんでもないことを言わせまくっていたのだなと実感もする。何と醜くおぞましい発言の数々。汚物陳列罪とか不敬罪とか公然わいせつ罪とかいう名称は、こういう発言の数々に対して与えられるのこそがふさわしい。
そして、こちらもぜひ一読を。自民党の改憲案をわかりやすく今の憲法と比較したものです。投票する前にぜひ一度は見ておいていただきたい。そして、リツイート、プリント、口コミ、あらゆる方法で拡散しまくっていただきたい。
改憲とか何とか言うてますが、その変えようとしている自民党の憲法草案を一度現行の憲法と見比べてごらんあそばせ。すごいっすよ。これこそ汚物陳列罪。戦後というか近代が、人類すべてが日本どころか世界中で一生懸命築き上げて養い育ててきたもののすべてを、ふみにじり、泥を塗り、虐殺殺戮するしろもの。
このタグが広がりはじめたと見るや、自民党が、「あれは廃案にした」とか言い出してるのが、語るに落ちるとはこのことで、よっぽど知られちゃ困るんだな。(この人たちはいつもそうで、アベからして、改憲は自分の悲願みたいなこと言うくせに、どこをどう変えたいかなぜ変えなくちゃならないのかについて、絶対まともな議論をしない。こそこそごまかし、裏口入学ですべりこませようとする。それからして怪しいし、ろくなもんじゃないって、子どもでも気づきますよ、ふつう。)
もちろん廃案になんかしてない。選挙で勝ちでもした日には、これが認められましたってずるずる引きずり出して来るんでしょ。アベ政治下の数年間、嘘をつくこととものを知らないことを何とも思わない習慣が、政府のお歴々にはしみついてるらしいけど、それにしたって、もうちょっとていねいにごまかせよ。コピペやカンニングするにしてもミエミエの手抜きのやつが一番腹が立つんだけど、そういう時と同じ心境になる。悪事やごまかしでさえ、ていねいにできないんだな、この人たちと来たら。
今日は「水の王子」を電子書籍で出すにあたって、装丁その他を打ち合せするために来て下さる方がいて、さくらんぼとお花ぐらい買って来ようと思っていたのに、ばてまくってベッドで爆睡してしまい、買い物も掃除もするひまがなく、冷蔵庫と仏壇のお供えの中からありあわせのものをお出しし、枯れかけたお花のままのお部屋でお迎えするという、しまらないことになってしまいました。この暑さが悪いのよ。
打ち合わせはいろいろしっかり出来て、でもまた仕事は増えてお金は減りそう(笑)。楽しいからいいんだけど。登場人物の紹介と、「村に」の地図を巻頭につけてはどうかという話になって、いやん、また、はまってしまいそう。他にも仕事は山ほどあるのに。しかもやりたいことばかり。うれしい悲鳴を通り越して、マジで困ってしまいます。
そんでもって、昔、道でかけらを拾って来たサボテンは熱波の中で勢いづいたか、こんなことになってるし。ほんとに先々どうなるんでしょうか。
しかも、こいつ、しっかりトゲがあるので、うっかり素手で根元の草をとってやろうとすると刺されて危険なんだよなあ。
そして去年、体調が悪いときに、死にものぐるいで大きな鉢に植えた布袋竹。一時はちょっと葉が枯れて、七夕までもつのかなと思っていたら、このところ青々生き生きしてきたのみか、新しい脇芽というか株というか茎というかが、横っちょに一本生えてきた。
この環境になじんで下さったかとありがたく、七夕飾りを作ってつけようと思ったけど、そんなヒマがとてもなく、市販の飾りと短冊を買った。今朝飾りをつけようとしたら、「ビニール製なので直射日光の当たらぬところに」との注意書きが。あのなー、こっちは雨が降っても戸外で使えるようにと思ってビニール製のを注文したんだぞー。
知るかと思って、そのままつけてやった。夕方さわってみたが、今のところは溶けてない(笑)。まあ、あと一週間、熱波で溶けはしまいと思うが、もしそうなったら来年はまた考えよう。
お飾りつきの写真は近日中に公開しますねー。