サンタを探せ
あまりにも年末の予定がたてこみ、家も庭も散らかって、どこからどう手をつけていいかわからない。大掃除どころではないわ。冷蔵庫の中の、いかシュウマイと人参とカリフラワーを処理するため、明日は三種類の料理を作らなくてはならなそうだが、どうしよう。
もうさ、こうなったら、「よそさまに見えをはる」、つまり、ご近所や通行人や外部の人に見た目がいいようなところから、はじめようかと思い始めている。少しはきれいな服装をするとか(コートも出してないので、ありあわせのものを手当たり次第に着る毎日)、窓から見える範囲のディスプレイだけ整えるとか、見える範囲の庭の木々を少しずつでも刈り込んで、やってる印象を与えるとか。
私はそもそも、片づけるときは、人には見えない奥庭とか、押し入れとかから始めるくせがあって、だから今でも棚やたんすの奥は案外空になってたりする。でも、もうそれをやってると間に合わないので、逆転の発想ではじめたら、少しは刺激やきっかけになるかもしれない。とか考えるほどせっぱつまっている。
とりあえず、窓に飾るサンタクロースを探そうか。トナカイとツリーはとっくに飾ってるのだが、毎年並べるサンタの人形が、荷物の中から掘り出せない。明日の第一目標かな。情けない。
庭に咲いた赤いバラを珍しく早めにつんで来た。最後のジンジャーといっしょに飾っていたら、なかなか元気に咲きつづけている。