デマは消せないのだよね
しつこく例の「ひるおび」デマ(まとめすぎ)の話ですが、せやろがいおじさんが、いつもながらわかりやすく問題点をまとめてくれているので、ご紹介しておきますね。
ここで彼が言っているように、本当にいったん流れたデマは消せない。近世紀行研究法にも書いたことだが、
長い人生と教師生活で実感として学んだひとつは、いったん誤った情報を流したら、それを完全に払拭するのはまず不可能ということだ。授業で学生に何か言うと、あとでどれだけ訂正しても必ず何人かは聞きもらすし、九十歳をこえた私の老母は予定を変更して連絡したら絶対に前の予定しか記憶していない。情報の上書きは、ことほどさように個人と社会、若いと年寄りを問わず困難なのだ。いったん流した誤った情報は、どんなに完璧に払拭しても、どこかに必ず残ってしまう。「綸言汗の如し」というのは、決して大げさな訓戒ではない。
というのは、ほんとに私の実感である。
今日は台風接近なのか、朝から雨です。風はさほどでもない。新しいバラが開いていたのでつんできて、ついでに庭のあちこちで満開の彼岸花もいくつか切ってきて飾りました。案外いけるやん。