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ビシソワーズも飲みそこねた。

◇一日忙しく走り回っていて、朝ごはんもいつ食べたか覚えてない。昨日楽しみにしてたスープも、けろっと飲むのを忘れてました。

その代わりと言っちゃ何ですが、夜に「次の宗像を作る会」の集りに行ったとき、農場をやっておられる方から、農園にできた桃を皆でごちそうになりました。少し固くて、皮ごと食べられて上品な淡い甘さが「これ、桃?」と、びっくりする感じで、新鮮でした。

「作る会」で、いろんなニュースを掲載した新聞?のようなのを出そうかという話になっています。なかなか楽しそうです。

◇明日はまた台風で雨になるんでしょうかねえ。
論文はかなり進んだのですが、大急ぎで今夜江戸の紀行を二つ読まなければ、結論がいまひとつ不安です。早く寝たいのですが、何時までかかるかな。

◇カツジ猫が、私の髪のことを書いていたので思い出したのですが、もう何十年も前、母がまだ若いとき、当時はまだ珍しくて高かったかつら(ヘアピース?今ならウィッグですよね)を買って大事にしていました。母はけっこう髪が多かったのに何であんなの買ったのかわかりませんが、好奇心とおしゃれ心のなせるわざだったんでしょう。

ある日、母が忙しくしていて、走ってお座敷を横切ろうとすると、洋服ダンスの前に、その大事なかつらがぽつんと落っこちていました。
母はあわてて、拾い上げてタンスにしまおうとして、むんずとそれをつかんだら、それは暖かくて「ぎゃあ!」と、すごい声を上げました。うちに飼ってた黒猫が、よりによってそこで丸くなって寝てたのです。
「まぎらわしい」と母は怒っていましたが、猫の方だって驚いたにちがいありません。

◇その母ですが、この数日、老人ホームの母の部屋が微妙に臭い気がして、まあちょっといたら気にならなくなるのですが、何の臭いかわかりません。
たしか去年もこんなことあった気がするなあ。湿気の多い季節と関係あるのでしょうか。
「あんたは臭くないし」「マットレスじゃないし」と、私が警察犬のようにふんふんあっちこっちを嗅ぎまわるので、母はほっほっと笑っていました。
しょうがないので、明日、よく行く雑貨屋さんで、いい匂いのするポプリの袋か何か買って行こうかと思ってます。

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カツジ猫