マリア像。

◇イスラム国の人質事件、湯川さんが殺された画像がアップされたそうで、事実なら本当に残念です。思うことや感じることもいろいろありますが、もう何が不謹慎かそうでないかもよくわからなくなりそうなので、またもう少ししてから書きます。

◇今日はこちらはいい天気で、少し前に人からもらった黄色いチューリップが玄関で元気に咲いています。夜になると、しっかりと花弁をすぼめてつぼみになって、昼間暖かいとちゃんと開いて、それをもうずいぶん長い間、元気にくり返しています。
カツジ猫の金網の中の庭には、水仙が咲いて、小さい梅の木につぼみがついています。

◇去年のクリスマスのときに、ツリーや飾り物ばかりなのもどうかなあと思って、昔子どものころにいつも壁にはっていたキリストの画像など、探してみたけど、見つかりませんでした。誰かがお土産にくれた司祭姿の猫の置き物もやっぱりどこに行ったかわからない。
それでついつい、一昨日だったか街に出たとき、通りに面した教会の売店で、小さなマリア像を買ってしまい、下の家の置き床にこそっと置いています。小さくて白くて、ものすごく目立たないのが好きです。
しかしこれでわが家は神棚はあるわ仏壇はあるわマリア像はあるわ、宗教的にははちゃめちゃな共生ですね。

うちは昔は外国の宣教師もよく遊びに来て、ちょこっとキリスト教文化圏だったので、子どものころは寝る前にはお祈りとかもしていたからか、マリア像があるとつい寝る前に、「苦しんでいる人たちが救われますように」とかつぶやいてしまう。癖というのは恐い。
神棚や仏壇に手を合わせるときは、基本的に自分のことしかお願いしないんですが、マリア像には世界平和や弱者救済を頼んでしまって、逆に自分に関することは何となく頼めない。どういう感覚なんですかねえこれ（笑）。マリアさんだって荷が重いと思うわ。