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ミョウガがごろごろ

宮崎沖の地震、こちらはどうということもなく、現地の死傷者もほとんどなかったのはよかったが、南海トラフとやらの可能性の警告でテレビもラジオも忙しい。

地震や津波の災害対策というなら、あとにも先にもひとつしかない。今のあの政権を交代させること。もうひとつ言うなら原発をやめること。

決して政治の話ではない。私たち一人ひとりの最重要の最緊急の防災対策だ。

何しろ何が一番恐いって、国民や弱者のことをまったく気にしない人たちが国のトップにいることが恐ろしすぎる。いまだに能登の被災者たちがひどい状況のままにおかれていることを見ても、何かあったら私たちはもうおしまいで、誰にも守ってもらえないことを、こんなにしみじみ実感させられる毎日はない。防災グッズをそろえるよりも、あの政権を交代させる方がよっぽど効率が良く、自分と愛するものを救うことになると思う。

今日は長崎の原爆忌。イスラエルを招待しなかったら、米国はじめ強国が抗議して出席をとりやめるってさ。こいつら皆、いざとなったら核を使う気まんまんだって、つくづく感じる。長崎市長はよく、それを明らかにしてくれた。感謝しかない。

野菜があいかわらず高い。やせこけたきゅうりを数本確保して、何かとまぜて量を増やそうと思ったが、ミョウガもネギもそこそこ高い。幸い庭が荒れ果ててる分、ミョウガも林のように茂りまくっていて、のぞきに行ったら、大きなミョウガが根元にごろごろのぞいていた。さっそくもぎとって、きゅうりとお酢でたっぷりサラダにした。そんなこんなで、まあまあ何とか生きのびている。

何でこの数日まったく仕事が進まないかと思ったら、朝夕の涼しいわずかな時間、思わず庭仕事に精を出してしまって、その分ばてているのだった。草をむしって茶色の土を広げるほど、庭がきれいに心地よくなる快感に耐えられない。今、奥庭と中庭を何とか少し見られるようにし、横庭と、上の前庭にとりかかっているのだが、ほんとにもう麻薬のようにやめられない。しかし今日はもう、そっちは一休みして、デスクワークに全力を傾けないと、精神的にもよろしくない。

中庭に出来かけていた蜂の巣をとって来た。まだ何びきか蜂がうろついているので気になるし、気の毒だが、どうやら他に巣はないらしいので、ちょっと胸をなでおろしている。

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カツジ猫