ユキヤナギとつくしんぼ。
◇庭のユキヤナギが満開になった。白い花をいっぱいにつけた枝が、ゆらゆらとゆらいでいる様子は壮観だ。玄関前の草むらには、小さいつくしが顔を出している。母のいた施設の職員のおじさんが、どっさりつくしをくれて、私はせっせとはかまをとって卵とじにしたのは、あれはもう1年前になるのか。私の過去は、ここ当分「まだ母がいた頃」と「もういなくなった頃」とで区別されて行きそうだ。
◇ちょっと小旅行に出かけていた。カツジ猫が淋しがるかと思って、ベッドメイキングをわざとしないで、ふとんと毛布を半分折り返して、もぐりこめるようにしてやり、私がふだん家で着ている毛糸のカーディガンを、その上に広げてやっておいた。
帰って来たら、彼はむっつり出迎えて、あまり歓迎もしなかったが、ベッドの上を見ると、私のカーディガンの上に、以前彼が私の冬のベレー帽からひっぱって取っておもちゃにしていたのを、私があわてて取り上げて、机の上にのせておいた、紫色のふわふわのモヘアのポンポン(こういうの)が黙っておいてあった。
やつは、ふだん机の上には上らない。私がいるときには、そのポンポンを特にさがす様子もなかった。まったくもう、何を考えているのやら。妙に笑ってしまった。
◇いろんなことが、まあわりと片づいてきたので、この際、春休みが終わるまでに、一気に仕事を進めようと、しばらく家にこもって、人にも会わないことにした。顔を見せないと心配するかもしれない人たちには、このブログが更新されている間は、まだ生きていますからと連絡しておくことにする。
◇もっとも明日は、「共謀罪とは何か」という学習会があって、これには行っておかなくてはならない。
「市民連合オールむなかた」の主催で、15:30から18:00まで。忙しい方は途中で入っても抜けてもいいですよ。高平奇恵弁護士が、お話をして下さいます。場所は宗像市の赤間コミセン。いつもの河東コミセンや赤間西コミセンじゃないので、ご注意を。教育大前のメインストリートをずっと下って行って、川にぶつかり橋を渡る前の信号を右に入ったあたりです。
◇それから、こちらの署名もぜひどうぞ。「共謀罪の創設に反対する緊急統一署名」です。