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ラスボスは無理だろ

台風のせいか雨と風が強い。九州北部は暑くなるとか天気予報は言ってたけど、今のところは薄ら寒い。

読書会のメンバーから立派なキュウリとさつまいもをいただく。さつまいもは今年は不作でいいのがとれなかったとおっしゃっていたが、どうしてなかなか大きくて立派だ。昔、田舎で祖母が作ってくれたさつまいもの味噌汁を作りたいのだけど、時間がなくてなかなか。そもそも味噌を切らしてたんじゃなかったっけという、いやな予感。

カエルの塔にはげまされるのもあるだろうけど、プロ野球の日本シリーズ(ホークス対ベイスターズ)を横目で見ながら、書類や手紙の整理をしてると、相当仕事が進むことを発見。おかげで昨夜もベッドの周辺がそれとなく片づいて来た(笑)。
 試合は初戦から延長で、両チームがしのぎを削るいい試合(3-1でホークスが勝った)だったけど、何だかどっちのファンも欲求不満になりそうな、どこか不思議な試合だった。解説やネットやメディアが毎回日ハムだの阪神だのベイスターズだのと人気のあるチームがホークスの相手になると、もうはじめから、勝った時の特別番組を予定しているような解説や番組構成をするのは、いつものことで珍しくもないが、もうちょっと盛り上げ方があろうにとも、思わないではいられない。

多分ホークスが外見もふくめて悪役やヒール(同じことか)にふさわしいタイプのチームだったら、もっと番組を作りやすいんだろうが、柳田悠岐選手や周東佑京選手や近藤健介選手をはじめとして、他チームのファンからも人気がある選手が多く、栗原正木柳町牧原など、むしろどこやらひよわで愛すべき雰囲気をかもしだす選手が多いし、人柄も行動も外見もどっからどう見てもラスボスっぽくないから、「やたら強いが憎たらしくてえげつなくて無作法で荒くれ者」といったプロレスの悪役みたいな役割には、どう考えても役不足だか力不足かその両方かで、うまく物語が作れないんだろう。お察しします(笑)。

そもそも決定的なこと言うと、そんなに圧倒的に強くもないし(笑)。毎回これは敗ける、ここからどうやって勝つんだと思わせるし。その危なっかしさや心許なさが、むしろファンをドはまりさせてるみたいだし。

アホな発言してるようで「どうもめちゃくちゃ頭いいんじゃないか」と疑わせる柳田選手や、脱げば立派に筋肉質なのに細身でスマートで中性的に思いこまれる周東選手が典型的なように、ホークスの選手たちもチームも、複雑で得体がしれなくて、そう簡単に決めつけられるほど単純じゃないんですよ。他のチームだって大なり小なりそうかもしれないですが、ホークスは多分、特に。

だからプロ野球を盛り上げようと思ったら、「絶対的な悪の王者の強豪に対して、弱いけど魅力や勢いのある新勢力がどこまで対抗できるか」なんて、ありきたりな図式にあてはめるような報道は、もういいかげんにしませんか。もっと、それぞれのチームを観察して特徴や弱点や長所を知って、それらのからみあいを面白がるような観点を、そろそろ作ってほしいものです。やれやれ、朝から偉そうにすみません。お味噌汁でも作ります(笑)。

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カツジ猫