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ヴァネッサ・レッドグレイプ

人の記憶なんて…!!!

昨日予告した、メリル・ストリープの話ですけど、私のものすごい記憶違いだったような。

彼女は今、他の俳優たちと並んで、トランプ大統領と激しく対立している大女優でして、私は1980年前後に、アカデミー賞の授賞式のスピーチで、彼女がイスラエルのシオニストに対して激しい批判をして物議をかもしたことを思い出して、あの頃から一本筋が通った人だったという思い出を書こうとしていたのです。

ところが、書く前にちょっとネットで検索したら、どうもそれって、メリルさんじゃなくって、やっぱり私が大好きだった大女優のヴァネッサ・レッドグレイプだったんじゃないかって思う。

彼女は「ジュリア」で主演女優賞をとったのですけど、その時のスピーチで、「シオニスト」を激しく攻撃し、その直後、審査員か誰かが、「ここはそういう政治的発言をする場じゃないのだ、レッドグレイプさん」とか、強い口調でたしなめ、それも私は気に入らなかったけど、それに迎合するように、次の受賞者か何かの女優さんが、「うれしーい」みたいな無邪気満開のとびはね喜び方をしていたのまで、アホかバカかと思って大っきらいになったのです。名前忘れたけど(笑)。

アカデミー賞の夜とシオニズムの文化的死

記憶があてにはならぬとは言え、その審査員か何かの「レッドグレイプさん」ということばが、何だか耳に残ってるのです、そう言えば。

上にリンクした記事にもありますように、今の世の中じゃ流れも変わってますが、当時はイスラエルとかユダヤとかは、ナチスに蹂躙され、それを世界が見殺しにした、とにかく被害者で正義の味方で、私の感覚もそうだった。シオニストなんて、聞いたことはあるけど、何かまったく知らなかったと言ってよく、ヴァネッサを支持とか弁護とかしようにも何もわからなかった。

ヴァネッサは今どうしているのだろう。彼女のシオニスト批判が今ならつくづく私にもわかる。

メリルとごっちゃになったのは、最初に彼女を見たのがテレビドラマ「ホロコースト」で、彼女はドイツ人でありながらユダヤ人と結婚して、ずっと彼を支えるという、今につながる、強く正しい勝ち組の頼もしさと輝かしさで、暗いドラマに救いをもたらしていた印象もあるだろう。

ところで、このことを書こうとしてまちがいを見つけるまで、ネットをあさっていたら、あらためてメリルのいろんな作品の面白さを思い出して、なつかしかった。そして、ついでに、しょうもないことに気がついたが、「プラダを着た悪魔」の、低いきびきびとした迫力あるカリスマ女性のイメージって、もしや今の高市首相が意識してねらってる線じゃないのかしらん(笑)。メリルは「鉄の女サッチャー」も演じていて、これは多分、安倍元首相も好きだったんだよな。

安倍氏が「レ・ミゼラブル」を見て、あまり感激しなかったと言っていて、そりゃ、彼のやることなすこと見ていたら、あの映画に共感や感激なんかした日には精神構造が心配になるわいと、深く納得したものだが(笑)、その時にたしか「サッチャー」の方が好きだったとか感激したとか言ってたんだよね、安倍氏は。

そのくらいだから、高石さんもサッチャーやメリルの映画を見たかもしれないし、スタッフか何かが、あのイメージを意識して演出させているのかもしれない。多分そうなら、目をくらませる人が多くなるのも無理はないかもな。

でも、もしそうなら、せっかくなら、安倍さんも高市さんも、そういう、うわべだけのかたちやイメージばっかりをなぞるんじゃなくて、トランプ大統領に一歩も引かずに対決し、自己の信念を曲げずに豊かな知識や哲学や人間性を中身にしっかりつめこんで、人々や世界の幸せを守る、メリルのような心意気と知性をそなえてほしいよ。

ついでに言うなら、Xで見た情報だけど、70の60のという内閣やら首相やらの支持率も、相当眉つば物かもしれない。母数が500足らずとか、今どきほとんどが着信拒否にしている固定電話で答える人しか対象にしていないとか。参考までに、こちらをどうぞ。これが本当だとしたら、NHKをはじめとしたメディアの罪は本当に大きい。

庭は早くもモッコウバラが満開に近い。通り道のじゃまになるから長めに切って、あちこちに飾る。刈り込みと飾りとがいっぺんにすむ、この作業って、我ながら好き(笑)。長くうねる花の枝は、室内に動きをもたらして楽しいし。

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カツジ猫