ヴィーチャと学校友だち
昨夜どうしてもしあげたい仕事があって夜ふかししていて、ついラジオをつけたら、日本とクロアチアがサッカーの延長戦のまっただなかだった。聞くともなしに聞いていたが、なかなかすごい試合だった。結局PK戦までもつれこんで日本が負けたが、いずれにせよ、ゴールキーパーというものは大変なものだと、あらためて思い知った。
それでふとまた記憶の底からよみがえったのは、子どものころ読んだ「ヴィーチャと学校友だち」という児童文学で、ソ連の少年の学校生活だが、いろいろ面白かった。その中で友人のシーシキンがゴールキーパーをしていて、しょっちゅう持ち場を離れて得点され、皆ががっくりする。彼はヴィーチャに、「自分はバスケットボールの方が好きだ。持ち場をはなれてはいけないなんてことはないから」とか言うのだったと思う。
あれってサッカーだったのかしら、当時のソ連でそんなに流行っていたのかしらと気になって、検索したらやっぱりサッカーだった。そうか、子どもの私はサッカーが何かもよく知らずに読んでいたのだなあ。
読み直したくなったけど、書庫のどこかにあるかしら。