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不思議な出会い(1)

授業が始まると何となく忙しくて、俳書を読む読書会の予習をするヒマがなかったばかりか、大幅に遅刻してしまった。そうしたら参加者の奥様たちが、スマホで私のブログを見せあって、しきりと感心しておられる。「センスがいいですね~」「発想がすごい」とほめそやして下さるので何のことかと思ったら、「梨の実にバラを突き刺して飾るなんて、なかなか思いつかない」との声。何?とびっくりしながら画面をのぞいたら、少し前に、この花びんに挿した花の写真だった。いつも行く花屋さんで売っていて、面白いから買ったのだった。

「いやー、すみません、あれ、梨じゃなくて、木の玉なんです。変なデザインで」と説明したら、皆さん、ええっとのけぞられた。この写真でわかって下さるかしら。だいたい私が使ったあとで、きれいに洗わないものだから、木の玉が微妙に汚れてしまって、ますます確かに梨みたいに見えるのだ。写真だったら、なおのこと。

毎回、大した予習もして行かないのだけど、それでもまったくしていないと、なかなか句の解釈に手こずって皆で苦労してしまった。いかん、やっぱり、いいかげんでも前もって読んでおかないと。
 でも、参加した方の中から、「この人の書き方では、この字は『り』ではないでしょうか」などの指摘もあって、皆さんすごく進歩しておられるのだなと実感した。変体仮名の読みなんて、ほんとに半年もすると私なんか皆さんにすぐ追い抜かれるんだよね。

お庭で咲いた花もわけていただいたのだけど、帰りに飢えに負けて、ファミレスでランチを食べたので、急いで食べたのだけど、花が少し元気がなくなって申し訳ない。

そのランチの間にちょっと面白いというか不思議なことがあったのだけど、今日は遅くなったので、その話は明日また(笑)。

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カツジ猫