乱舞
あいかわらず夕顔の闇の中の乱舞のような、毎夜の乱れ咲きに魅せられています。こんなの珍しくもないのかなあ。夢中になっちゃう私がおかしいんだろうか。
先日訪れた方が、「いい匂いがする。ジャスミン系の」とかおっしゃったので、香りには気づかなかった私は、嗅覚が鈍ってるのかなと思ったりしてたけど、昨日の夕方たしかにふわふわと涼やかな香りがただよっているのに気づきました。
早朝や夕方の風はさすがに少しさわやかになりましたけど、日中はやっぱり猛暑で熱波で、今日なんか35度もあるとかないとか。あまりに腹がたったので、そっちがその気なら(誰に言ってるんだろ)と、ベッドのタオルケットを二枚洗濯し、羽根布団も干してふわっふわにしてやりました。
彼岸花もあっという間に満開になりつつあります。でも明日は台風も近づくらしい。持ちこたえてくれるかなあ。
今ラジオで高橋源一郎さんたちが加東大介さんの「南の島に雪が降る」という本を紹介している。私はこの本のもとになった加東大介さんのエッセイ「南海の芝居に雪が降る」というのを子どものときに読んだ。すごく面白くて印象深くて、母といっしょに夢中で語り合った。そのあと、映画にもなったらしいが、私はテレビドラマになったのを見た。これが実話だというのもすごいのだが、本当にぜひ、たくさんの人に読んでほしいし、知ってほしい話だ。