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乱高下

◎タイトルは、どっかの首相が試みているヤバい政策による株価のことではなくて、私の気分のことです。(笑)
何しろ、メインの仕事はあまりにゴールが遠すぎて霧の中だし、そうこうしている内に庭の草は伸びるわ、家は散らかるわ、カツジ猫はさしみをせがむわ、三毛猫シナモンはもっとつきあえと甘えるわ、気温は30度を超すわ、雨はどしゃぶりに降るわ、資料は見つからないわ、パソコンはのろいわ、まったく何がどうなっているのやら。

しかしまあ、そうこうしている内に、授業もそろそろ、あと数回となり、心配は、今回いつもとちがった形式のレポートにしたので、学生がちゃんと単位が取れるようなのを書いてくれるかどうか、こっちがひやひやしてしまう。

◎こんな時に、古い方の家の蛍光灯が二つまでつかなくなり、いっそ新しいのを買おうかと思うが、貯金を計算した所では、この分では私は80代なかばで路頭に迷うことになりそうで、そうなったら生活保護でも受けるしかないわけだが、まあ、なるべく無駄遣いはしないでおこうと、古い蛍光灯の電球を明日買って来ることにした。

生活保護と言えば、テレビを見る限り、ねじれ国会のせいで重要法案がいくつも成立しそこない、民主党がバカみたいに言われているが、「しんぶん赤旗」を読んだら、成立しなかった法案の中には、今回めちゃくちゃな内容で、ろくに審議もしないまま強行成立させようとした新しい生活保護法もあって、反対運動や抗議活動をしてきた人たちが「運動の成果です」と泣いて喜んでいるではないの。

国会がねじれてなかったら、そして、何が何だかわからない与野党の攻防がなかったら(立場のはっきりしている「赤旗」にして、なお、何がどうなってこうなったのか、読んでも読んでもよくわからない。もちろん、一般の新聞テレビは、そもそもいきさつを説明しようともしていない)、この法律もあっさり成立して、また母子家庭や老人が飢え死にすることになっていたところだ。ねじれ国会さまさまだ。まだねじれ方が足りないぐらいだ。

私は実際わからないのだが、生活保護を受けている人たちを攻撃するのは、自分が将来絶対にそういう立場にならないと自信があるからなんだろうか。少なくとも、株や宝くじを買うよりは、生活保護を誰でもきちんと受けられるような世の中にしておいた方が、千倍も万倍も確実な老後の投資だろうと私は思うのだがなあ。

◎参院選も始まるようだが、毎日新聞が先日、各党の政策を表にしたのはいいが、自民党と最も対立している共産党と社民党の政策を載せていないのは、いったいどういう感覚なんだろう。さすがに今日の党首の見解では、ほぼ全部の党を紹介していたが。似たような政策の党をずらりと並べて、どれか選べと言われても、区別がさっぱりつかないから、棄権したくなるのが落ちだ。投票率を上げたいなら、対立が明確な党を、もっとちゃんと紹介してほしいものだ。

◎さて、「大学入試物語」だが、次からは、入試を忙しい忙しいと私がぼやく原因の、今の大学の現状について書いた部分を紹介する。これもぜひ、多くの方に知っていただきたいので、例によって、いくらでもいろんな場所で広めて下さるとありがたいです。

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カツジ猫