人間の記憶は当てになりません
キャラママさん
「渚にて」の再刊は嬉しいですね。映画もDVDで発売してくれたらと願って居ます。
私は母に読ませようと若宮健と言う人の「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」(祥伝社新書)を買いました。母の身近の有能な若い人がパチンコ中毒で駄目に成る事が多くて「何故禁止しないの。マスコミも絶対批判しないね」と何時も不思議がって居る物ですから。
其の母ですが、余りに私の所在を確認しようとし、電話に出なければ心配して地元の議員さん等何時も御世話に成って居る方々に連絡して探そうとするので、余りの事に私も怒って仕舞い毎日必ず電話して居たのを止めました。「忙しいので当分電話は掛けないから」と申しました。
細かい事を申せば本当に色々有りますが私の方がもう限界でしたので。
此れで母が精神的に壊れても後悔はしないと決心して居ましたが、今朝久し振りに電話して見たら一応は元気にして居る様でした。ちふれの化粧品を買って来て欲しいとの事でしたが、最近化粧をして居ましたっけ。何か又おかしく成って居るのかと少し気に成りますが兎も角近日中に帰って見ます。
「太平記」を半分読んだ段階で、「情けあるおのこ」の典型の様な場面として記憶していた部分が見付からないのに気付きました。大塔宮関係の記事だった筈と思って居たのに、宮は暗殺されて仕舞いましたし。
もしや異本でも有るのかと、他の全集を見ましたが矢張り有りません。保元物語、平治物語、義経記、曽我物語等心当たりを片端から探して見ても見付かりません。子供の頃に読んだので、児童文学の「太平記」まで古本屋で購入して読みましたが有りません。
最後に或いはと「源平盛衰記」を見たら、見付かりました。頼朝一行が最初の旗上げで敗北して逃げる途中の事でした。
其れにしても「源平盛衰記」は侮れませんね。昔私が読んだ講談社の児童文学全集では「平家物語」と「源平盛衰記」が両方入って居たのでした。今なら有り得ない重複と言われそうな選択ですが、矢張り「盛衰記」でしか読めない記事も多かったのでしょうね。江戸時代はどちらが主に読まれて居たのでしょうか。