本が来ました!
「江戸の紀行文」、今朝、出版社の人が10冊送ってくれました。
今回はもうあまり皆さんに配るのはよそうと思っているので、このくらいで十分かな。
最後のゲラにかなり訂正が入ったので心配だったのですが、きちんと直っていたし、全体の感じもとてもよくて、満足しています。
内容も、今の私の力ではこれがせいいっぱいだろう。
ただし、ぎゃっというようなミスも数か所あって、その最大は最終章の狂歌の「スベリカ」が「スベソカ」になっていること。まあ、このミスは読む人は笑うだろうけど、かえってわかるかな、ミスだということは。(慰めにならないが。)
あと、挿絵の説明で「伊勢参宮名所図会」が「伊勢神宮名所図会」になっているのも、ああ!という感じ。まあこれも比較的ミスとわかるミスだから、そんなに被害は出ないだろうが。
「尼前(あまぜ)」のルビが「にぜん」になっているのも、がっくり。このルビは最後のゲラにはついてなかったと思うのだが、いつついてしまったのだろう。
でもまあ、この程度はしかたがないと思うしかない。全体としては、読んだ人に被害をもたらすようなまちがいはないし、江戸時代の紀行の概説書としては、一応こういうものを今まとめて出すことは、必要だったと思うので、後悔はしていない。
今日は天気がよかったので、芽が出かけていたチューリップの球根を大急ぎで植えた。ナフコで安売りしていた売れ残りなので、果たして育ってくれるのだろうか。水をやるヒマもなく日が暮れたので、少し雨でも降ってくれるといいのだが。
それでも全部植えられなかった。いったいどれだけ買ったのか、自分でもあきれてしまう。
裏庭と中庭(と私が呼んでいる部分)には相当植えたので、残りは今度、前庭に植えまくるつもりだ。
ゆきうさぎさん
「渚にて」、昔の訳では「ポゴ」となっている子どもの遊具、新しい訳では「ホッピング」ですね。私たちの年代では「ああ、そうだったのか」とわかりますが、今の若い人にはどっちにしても何それって感じかもしれない。
「源平盛衰記」にそういう場面があったということは、他の軍記物も一応見ておく必要があるということですかね。先は長そうだなあ。
じゅうばこさん
カツジがすてえきを楽しみにしております。(笑)
やつはこのごろ、居間や台所に入ってきて、シナモンと緊張関係ではありますが、何とか共存しています。しかし、やはり緊張するのか、私に抱かれていてもけんのんな表情をしていて、きつくではありませんが、よくかみつきます。
今日は私が庭仕事をしている間、わしわしと金網によじのぼって「ウェスト・サイド物語」ごっこをしていましたよ。