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人間離れ

タイトルは、カツジのことです。
あいつは、もともと猫だから、そりゃ人間離れしてるだろうさ、と言われるのはもっともですが、そういうことじゃなくて。

元の飼い主さんには本当に甘えていたみたいなんです。そりゃもう、ついて回って、ひざに乗って、夜は顔にくっついて寝て。ごはんの時も足元にまつわって。
まあ、今は居間にも台所にも寝室にも入れず、自分のおへや(とはいえ、寝床もトイレも棚も椅子もそろってるし、風通しも日当たりもいいし、何より金網で囲ったお庭つき!おいしいエサと水もあり、私も遊んだり、本を読んでいっしょにいてやったりしてる)で暮らしてるから、そういうことをしようと思ってもあまりできないわけですが、それにしても、私がへやにいっしょにいる時でも、あまりべたべたして来ない。足元やそばの机の上で寝てたり、とにかくあんまり恋いこがれてる風情じゃない。

やっぱり前の飼い主命なんだろうなあと思ってましたが、それもあるかしれないけど、トイレで失敗したり吐いたりはまったくしないし、よく食べるし、うつ病になってる様子はないので、もしかしたら、それなりに快適なので、別に人間いなくてもいいやと思い始めてるのかもしれない。(笑)
一番にかわいがってはもらえないし、他の猫もいるとわかった時点で、彼なりに気持ちをきりかえたのかもしれないですね。
最大限、私につごうよく解釈すると、別に甘えないでもエサはもらえるし、世話はしてくれるから大丈夫と信じてるのかも。(たかをくくってるとも言う。)
まあ、それがおたがいにとって、一番いい関係かもしれないからいいけど、とにかく前より、いくらか大人になったっていうのか、野生にもどって猫らしくなったっていうのか。

この前、ひさしぶりに、ちょっときつくかんだので、もう信頼関係もできてるからいいかと思って、頭をべちっとたたいたら、あまりショックを受けた風もなく、ひょいと逃げて行きました。その後も普通にしてましたので、まあいいか。
その時は、例のお隣との崖の工事で、庭に出られなかったので、ごきげんななめだったのです。最初の日は、戸を閉めてエアコン入れてやったら、気持ちよさそうに寝こけてたので、これで楽勝と思っていたら、二日目にはもうだまされず庭に出たがって、なだめてたら、かみかみ攻撃が来ました。
思ったより早く工事が終わって、今はまた外に出られるので、ごきげんは直ったようです。

シナモンも負けずに、このごろは書斎の椅子ではなく、私の横の机の上に寝るようになりました。
おまえらも、いろいろと大変だねえ。

じゅうばこさん

「インセプション」の何とかいう女優さん、コティヤールじゃない方の人、「ローラーガールズ・ダイアリー」にも出てる人ですよね?
コティヤールは、どの映画見ても、なんかすごいですもんね。

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カツジ猫