今日のカツジ猫
じゅうばこさんが一休みしてるらしい間に。(笑)
猫のカツジは昨日は、やさしい院生のお客さんにていねいになでてもらって、なごんでいました。
それはいいのですが、今日見ると、ちょっとまたお尻の穴のそばが汚れていて、エアコンで空気が乾燥しているのもあって、もうすっかり汚れは乾いているのですが、毛がちょっと塊りになっている。
前に一回、ギャア!と言われながらむしりとった時よりも大きくて、とてもちぎってしまえそうにはなく、お湯でふきとるかハサミで切り取るかだなと、まずはハサミをためしてみました。
先の丸くてとがっていない、安全そうな小さいハサミをかくし持って近寄って抱いておいて、汚れた毛の房を切ろうとしたのですが、例によって大騒ぎしていやがり、ぎゃあぎゃあふうふう、ものすごい声で脅迫しました。
そのわりには、かみついたりひっかいたりしても、いまひとつ抑えている模様で、血が出るほどの攻撃はしないし、腕から飛び出して逃げても、なぜか庭には出て行かず、呼ぶととことこ戻って来るし。
一度、私が中腰になっていてバランスをくずしてこけ、頭の横を椅子にしたたかぶっつけて、カツジの水入れの水もこぼして、痛さで頭をかかえてうずくまっていたら、ひょいとソファに飛び上がって、じっと私を気がかりそうに見ているし。
ぶちきれたら本当に凶暴化してかみまくるだろうなと思って、でも、まるっきり死ぬほどイヤでもないらしいなと、そこはかとなくごまかしながら、ぎゃおうぎゃおうと、ありったけの声でわめくのをなだめながら、首尾よくハサミで毛の房を切り取りました。うぎゃうぎゃ言ってもがいているのを、うまく押えて、二三度切り直して、ほぼ完ぺきに汚れを取ってやりました。
やつは、すたこら逃げだして、自分で切られたあとの毛をなめて身づくろいしていましたが、すんでしまうと、さほど気にした様子もなく、またおとなしくなりました。
私は勝利の快感にひたりつつ、心配してやってきたシナモンともども、二ひきにごほうびのエサをやりました。
それにしても、あれで凶暴化しないとは、カツジもだいぶ落ちついてきたようです。というか、うちに来てもう半年になりますからね。当然なのかもしれないですが。