何だ何だ何だ
「一夜飾り」はよくないなんてことを知らないころは、平気で大晦日にしめなわやお鏡を飾ってたものだけど、知ってしまった今は、やっぱり今日の内に飾ってしまおうとあせる。まあ、何とかいろいろ飾るのは終わった。ネズミの置物だの鏡餅の置物など、正月グッズが多すぎて大変だ。しかも多分誰も見ないままなのだよね。私一人が楽しむだけで。それがまた、とても贅沢をしているようで、こたえられないから困る。
だいたいの予定は立てていたので、楽勝と思っていたところが、何と昔田舎の家で使っていた、古い巨大な三宝と、それに合わせて買った骨董品のエビが、どこにしまったのかどうしても見つからない。せっかく、そのためだけに、大きめの鏡餅を買ったというのになあ。
何だ何だどうしたことだと、ずいぶん探し回ったが出て来ない。あんな大きなもの、どこかにしまったら目につくはずなのに、キツネにつままれたようだ。あきらめて、先日衝動買いした、小さなざるに鏡餅をのせて飾った。それはそれで、すっきりして案外よかった。大きな三宝とエビは来年までには見つかるだろう。しっかし、ほんとに、いろんなことが起こるよなあ。
先日からの仕事で、ぐちゃぐちゃになっていた冷蔵庫の中を片づけて、料理を作ってタッパーに詰めた。明日は、おせちもどきをこさえて、重箱に詰めようと思ったが、さてまたその重箱がどこに行ったかしら。いいけどねもう。なければないで、タッパーに詰めて冷蔵庫に入れておくだけのことだから。
予算委員会にも顔を出さず、自衛隊の中東派遣も閣議決定で決めるほど、本職をサボりまくりの首相だが、新聞によると、桜を見る会の問題が騒がれ始めてからというもの、報道関係者との会食が激増しているらしい。いろいろな意味で、胸が煮えくりかえる。本職の悪事をごまかすために根回しをするというのもけしからんが、本職はさぼりまくっておいて、いったい何を根回しするのかと言いたくなる。報道関係にへつらったり脅迫したりしてごまかすにしても、ごまかすような仕事さえ何もしていないじゃないか。無駄にごちそうを食うな。料理人にも失礼だ。
「しんぶん赤旗」の記事によると、その会食のどれかに、毎日新聞は参加していなかったとか。さすがは私がとっている新聞だけのことはあると、ちょっとうれしい。
でも、世論調査では、憲法を変えた方がいいという人が70%ほどもいるそうだ。安倍政権下では反対の人の方が多くて、51%が反対だが、それだと首相が代わったら、改憲されてしまうかもしれない。どーでもいいけど、皆ぜひいっぺん、自民党の憲法草案というか憲法草案もどきを読んでからにしてほしい。ひどいぞ、いろいろ、あれこれ、すべて。
何だかもう、あっと言う間に来年になりそうなので、今年の反省や来年の予定を、ゆっくり立ててみたいのだが、そんなヒマさえないのよねー。庭にせっせと糞をしに来ていたノラ猫さんたちは、私が裏庭から持ってきた、栗のイガをばらまいていたのが嫌だったのか、ここ数日は来ていないようだ。その裏庭は、崖の上の工事がだいぶ進んで、崖自体がすごく低くなって、見通しがよくなった。あのくらい低いままだったら、崖崩れの心配もないし、いいんだけどな。まだどうなるか、わからない。
60年前のねずみの賀状、何か好評だったので、もう一回貼っておきます。