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何とまあ

週刊文春の記事によると、高市首相は首脳会談を欠席する予定を二日前から決めていたとか。腕の痛みはつまりドタキャンするただの口実だったということになる。

もはや何を考えているのか理解に苦しむ水準である。もしかしたら、どこまで国民をバカにしてもお粗末なことをしても、支持者は減らないと確認したくてやっているのだろうか。来たるべき独裁のために。

私は昔から、親子兄弟夫婦師弟飼い主とペットなどが似て来ると同じに、敵と味方も似て来るのではないかと思っているから、こんな人を相手にしていたら、自分もろくなものにはならないような気がして、いやでしかたがない。

とか言ってたら、ネットでは、そうではなくて、首相は出るつもりでいたとかいう緊急弁明を自民党がしたらしく、支持者の方は、そら見たことか、どうして皆で首相の足を引っ張るのだと言ったりしておられた。こっちも忙しいから、なりゆきやいきさつを、ちゃんと読んで検証しようと思っていたら、夜にはその弁明の話は見なくなって、結局やはり欠席は前から決まっていたという話だけが流れている。もう何がどうなっているのかわからない。

まあ、限られた情報で判断すると、自民党や首相が文春の記事を事実無根だ名誉毀損だと抗議しないのを見ると、緊急弁明にはあまり説得力がない。それに限らず、高市首相側の発言や主張には、常に雰囲気と、その場しのぎの対応しかなく、中身が薄い。消費税減税が「悲願」と言うかと思えば、絶対やるとは断言しないし、支持者の発言も「足をひっぱる」だの何だのと、政治や公的な場で交わされることばとは思えない、無邪気なものが多すぎる。

第一、昔から私が言ってることだけど、「強くなる」「世界の中心で輝く」なんて、「鈴蘭のてっぺんとる」って、ツッパリ高校生が言うようなせりふで、どんなイメージを描いて語っておられるんだろう。それでうっとりする人たちが夢想する未来って、どんなのか、私にはまったくわからない。

先日ワイドショーで言ってたが、日本の少子化は急にどうなるものでもなく、社会も人口減に合わせた縮小をして行かなくてはならないという展望が、さまざまな自治体の実例などをあげて、細かく具体的に提言されていた。各方面の専門家も、おおむねそれで一致していた。生活をきりつめ、身の丈にあった暮らしを工夫し、その中で楽しみや喜びを生み出そうという私の今のめざしている状況と、それは一致する実感だ。

日本全体が(世界かもしれない)、何となく感じ、めざしている方向って、どう考えても、そっちじゃないのか。輝かしいの強いの世界のリーダーになるのって、まったく現実的じゃない。

富裕層との格差が言われるが、私は金儲けに邁進してぜいたくに明け暮れる人は、別にうらやましくはないし、そこをめざす人(そこしかめざせない人とも言える)はめざせばいいと思っている。ただ、そんなぜいたくをしないでも、それなりの幸せと余裕を持って誰もが生きられるような最低ラインは、政治や社会でちゃんと確保しておいてほしい。

それ以上のものを誰もが望んだら、どうせろくなことにはならない。背伸びも冒険もしていいが、それは各自の好むことを、それぞれ別のやり方で工夫して行ってこそ楽しいし面白いのだ。そういうイメージを描けないでいるから、「強い」の「輝く」の「中心」のという、ヤバい(本来の意味でのね)空疎な文句に飛びつくしかなくなるのじゃあるまいか。

国として個人としての幸せとは何か、ゆっくりじっくり考えて見なくてはと思う。とは言っても、今回の選挙に関しては投票日が目の前だから、さしあたり、最低限の緊急事態で、戦争がおこりそうな、起こしそうな方向だけは、くいとめておきたい。他のことについては、まだまだゆっくり考えればいい。

平和憲法と戦争反対。それだけは今確保しておかないと、他を考える時間がなくなる。意見がちがう者どうし、じっくり話し合う時間もなくなる。何はさておき、自民党には投票しない。それが私のさしあたりの緊急事態対応だ。

田舎の友人から、古米か古古米の玄米がどっさり送って来た。ありがたいけど、あいつ、こんな重い袋を荷造りする腕力がまだあるのかしら。腰が悪いとか言ってたのに。今からお礼の電話をかけよう。

今朝は鏡餅の残りの小餅で雑煮を作って食べた。夜は先日テレビでチラ見したアボカドとオイルサーディンのパスタを作った。私はテレビ番組の料理はたいがいは全部まじめに見てなくて、メモも取らずに、聞きかじったところだけを適当に再現するので、多分ろくな結果にはなってないのだが、それでも毎回、けっこうおいしい。とは言え、ちょっと白菜にも飽きたなあ。安いから買いすぎてる。

今日は立春ということで、叔母に昔買ってもらったピンクのカーディガンを着た。もう四十年以上になるんじゃないかと思うけど、まだよそ行きに着て行けないこともない(笑)。何しろ二十五年前に死んだ愛猫キャラメルと、これ着て写った写真が残ってますからね。いやはや。

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カツジ猫