働いたぜい。
◇昨日から今日にかけて、とても無理だろうと思っていたいろんな仕事を、ほぼ全部しあげてしまった。
我ながら快挙である(笑)。
問題は、その中に勉強が入っていないことで、だがまあそれは、注文していた複写資料が図書館から届いたことで、よしとしておこう。
身体をねじまげて、重い荷物を運んだりしたので、背中と腰がどうかなるかと思ったが、今のところは大丈夫そうだ。
明日もまた、とてもできそうにないが、しあげなくてはならない仕事が朝からわんさとひかえている。今夜も早く寝なくっちゃ。
◇DVDで借りて来た、ニコール・キッドマン主演の「アラビアの女王」というのを見た。アラビアのロレンスと同時代の女性で、ロレンスも登場する。彼女も考古学者で砂漠に魅せられて、ベドウィン族に「異民族としての唯一の理解者」と言われ、第一次大戦の戦後処理でも大きな役割を果たした。これほどの人物が、アラビアのロレンスに比べると、そんなに知られていないのも驚きだ。
「アラビアのロレンス」の映画では、あれほど蠱惑的だった砂漠の風景が、のちに見た「シェリタリング・スカイ」では、鳥取砂丘の砂浜ほども迫力も魅力もなくて、大画面で砂漠を映せばいいってもんでもないのだなと痛感したものだったが、「アラビアの女王」の風景はまあまあだったし、中身も一応そう悪くなかった。ロレンスとオトゥールの強烈な個性に比べれば、本人も役者も、無難に優等生っぽくて、やや教養番組みたいな感じはするが、歴史の勉強としては悪くない。でも、ニコールの歴史的大作って、なんか皆こんな感じにしあがってしまうのだよなあ。